侍が計4発で圧勝、岸里&周東&島田は今季公式戦初本塁打「うわ、入った…」

島田海吏【写真:Getty Images】
島田海吏【写真:Getty Images】

南アフリカにコールド勝ち発進、4番・内田も一発「最後に出てよかった」

 野球の23歳以下の世界一を決める「第2回WBSC U-23ワールドカップ」が19日(日本時間20日)、コロンビアで開幕した。大会連覇を狙う日本はオープニングラウンドA組に入り、初戦で南アフリカと対戦。13-0で7回コールド勝ちを収め、白星スタートを切った。
 
 意外性のある外野手3人と4番を務める主将の計4発の本塁打で、南アフリカにとどめを指した。5-0で迎えた3回2死二塁から岸里亮佑外野手(日本ハム)の右越え2ラン。リードを9点に広げた5回には2死一塁から周東佑京外野手(ソフトバンク)が右越え2ラン。6回にも先頭の島田海吏外野手(阪神)が右翼フェンス直撃のランニング本塁打を放つと、1死から内田靖人内野手(楽天)がもう少しで場外弾という左越えソロ。大会規定で5回以降で15点差、7回以降で10点差以上あればコールドとなる大会ルールが適応された。

 岸里はプロ5年間で1軍では0本、2軍でもわずか7本塁打で、今年は本塁打なし。プロ1年目の育成、周東もウエスタン・リーグで27盗塁で盗塁王に輝いたが、本塁打は0本で、一発よりも俊足が売りの選手。同じくプロ1年目の島田もウエスタン・リーグで26盗塁を決めている俊足だが、一発は出ておらず、3人が公式戦今季初本塁打となった。

 1試合1盗塁を目標に掲げる周東は、盗塁こそなかったが「今年本塁打を1本も打っていなかったので、ビックリした。走りながら思わず『うわっ、入った』って言っちゃいました。どんな形でもいいので1本(安打を)打てればと思っていた。今日の試合で個人としてもチームとしてもいい流れに乗れた」と笑顔。「プロの各チームや社会人から期待されている選手が来ているので、その中で誰よりも目立つことができるようにと思って大会に臨んでいる」と、今後の活躍を誓った。

 今季1軍で12本塁打を放ち、このチームの主将を務める4番内田は3打席目まで凡退が続いており、4打席目でようやく出た安打にホッとした様子。「最後に1本出てよかった。ただそれだけです。それまでダメだったので、4打席目は何としても打ってやろうと思っていた。1本出たので、明日以降につなげていきたい」。一塁を守る安田尚憲内野手(ロッテ)とともに三塁から積極的に声を出していたが「球場が声援などがなく、静かで雰囲気がどよんとしているので、もっと声を出していなかいといけない」と、主将としてチームの雰囲気づくりの大切さを口にしていた。

(福岡吉央 / Yoshiteru Fukuoka)

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