中日が工藤隆人の現役引退を発表 NPBで現役選手の「松坂世代」は8人に

中日・工藤隆人【写真:荒川祐史】
中日・工藤隆人【写真:荒川祐史】

今季は杉内、小谷野ら「松坂世代」が続々引退

 中日は22日、工藤隆人外野手から現役引退の申し入れがあり、今季限りで現役を引退することになったと発表した。「松坂世代」の選手がまた一人、ユニホームを脱ぐことになる。

 工藤は2004年のドラフトで9位日本ハムに入団し、2008年オフにトレードで巨人に移籍。2011年6月にはトレードでロッテに移籍し、2013年限りで戦力外に。12球団トライアウトを経て中日に入団した。

 プロ通算635試合出場で打率.254、1本塁打、49打点、34盗塁。2014年には10年目にしてプロ初本塁打を放った。

 1980年度生まれ(工藤は1981年3月30日の早生まれ)の「松坂世代」は、今季限りで杉内俊哉投手(巨人)、小谷野栄一内野手(オリックス)、後藤武敏内野手(DeNA)、矢野謙次外野手(日本ハム)らが引退。昨年限りで巨人を退団し、今季はBCリーグ栃木でプレーした村田修一内野手もユニホームを脱いだ。

 これでNPBに残る「松坂世代」は松坂大輔投手(中日)、藤川球児投手(阪神)、実松一成捕手(日本ハム)、久保裕也投手(楽天)、渡辺直人内野手(楽天)、館山昌平投手(ヤクルト)、永川勝浩投手(広島)、和田毅投手(ソフトバンク)の8選手となった。

(Full-Count編集部)

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