ドジャースWS第1戦先発はカーショー 「とにかくワールドシリーズで優勝したい」

敵地フェンウェイパークのブルペンで投球練習を行ったドジャース・カーショー【写真:Getty Images】
敵地フェンウェイパークのブルペンで投球練習を行ったドジャース・カーショー【写真:Getty Images】

22日には寒さ対策として短パンでブルペン入り

 レッドソックスとドジャースが世界一をかけて激突するワールドシリーズ(WS)が23日(日本時間24日)にボストンのフェンウェイパークで開幕する。ドジャースの第1戦先発マウンドに上がるのは、エース左腕クレイトン・カーショー投手だ。

 20日(同21日)に行われたブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第7戦では、4点リードの9回にリリーフとして登板。1イニングを無安打2奪三振の完璧救援で試合を締めくくった。そこから中2日での先発マウンドとなるが「大丈夫。なんとか普通にイニングを締めくくれたし、ブルペンでもできるだけ球数少なく努めたから」と万全の体制で臨む。

 寒さ対策にも余念がない。21日(同22日)には敵地に移動後、フェンウェイパークでブルペンに入った。気温が10度を下回る寒さの中、「寒さに慣れようと思って。昨日寒さを感じたとしても、明日はそこまで寒く感じないはずだ」と短パン姿。世界一にかける思いは相当だ。

 昨年はアストロズとワールドシリーズを戦い、第7戦までもつれながら頂点を逃した。「チームにとっても、昨年の経験を持ってこの舞台に帰ってこられたことは意味がある」と話すが、同時に地区6連覇を果たしながらも、なかなかたどり着けないワールドチャンピオンの座への思いは募るばかりだ。

「とにかくワールドシリーズで優勝したいんだ。僕たちは6年連続でポストシーズン進出を果たし、素晴らしいチームにいる幸運に与っている。だが、それでも優勝リングは勝ち取れていない。勝ちたい思いは隠すまでもないことだ」

 悲願のワールドシリーズ優勝へ、まずは自身のピッチングでチームに1勝をもたらすことができるか。30歳左腕が使命遂行に挑む。

(Full-Count編集部)

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