ドジャースがWS制覇する「3つの理由」に前田登場 米メディアはブルペン評価

ドジャース・前田健太【写真:Getty Images】
ドジャース・前田健太【写真:Getty Images】

中継ぎに配置転換されたことで「カーショーらの負担を軽減」

 世界最高峰を決めるワールドシリーズ(WS)はいよいよ23日(日本時間24日)から始まる。レッドソックスとドジャースがWSで対決するのはドジャースがブルックリン・ロビンス時代の1916年以来102年ぶり。そんな中、米スポーツメディア「スポルティングニュース」はドジャースが勝利する3つの理由を挙げ、前田健太投手もブルペン陣の中で名を連ねている。

 レギュラーシーズン108勝を挙げたレッドソックスとの大一番を前に同メディアは「ワールドシリーズ2018 ドジャースが勝利する3つの理由」と見出しを付け特集を組んだ。

 1つ目はリーグ優勝決定シリーズでMVPに選ばれたベリンジャーの打撃に注目。第7戦で放った逆転2ランを放ち勢いに乗る若手を「レギュラーシーズンの成績は昨年より落ちてしまっているけどポストシーズンでは(チームの)武器となっている」と言及。

 2つ目に登場したのが前田を含むブルペン陣の活躍だ。シーズン序盤は先発投手陣に人材が溢れていたため「何人かはロングリリーバーを務めている。ケンタ・マエダとロス・ストリップリングが試合の中盤の回を消化していくことで、カーショーらの負担を軽減している」と、配置転換により強力な救援陣を形成したことを評価している。

 そして最後は経験値。昨年のワールドシリーズを7戦経験しているメンバーが多く揃っていることを言及し「みんなが(WSを制覇するという)共通の認識を持っている、また、カーショーはWS制覇したことが無く、勝利に飢えている」と、経験の差でドジャースが優勢であると指摘している。

(Full-Count編集部)

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