【U-23W杯】プエルトリコ初勝利、“最強捕手”モリーナ監督「満足」も…スーパーRに進めず

プエルトリコ代表の監督を務めるカージナルスのヤディアー・モリーナ【写真:Getty Images】
プエルトリコ代表の監督を務めるカージナルスのヤディアー・モリーナ【写真:Getty Images】

チェコに大勝で4戦目にして初勝利「積極的な攻撃ができた」

 コロンビアで行われている、野球の23歳以下の世界一を決める「第2回WBSC U-23ワールドカップ」は開催4日目の22日(日本時間23日)、オープニングラウンド第4戦が行われ、カージナルスの現役メジャー“最強捕手”、ヤディアー・モリーナが監督を務めるB組のプエルトリコがチェコに20-0で5回コールド勝ちを収め、4戦目で初勝利を挙げた。

 それまでの3試合はドミニカ共和国に6-9、ベネズエラに2-7、韓国に3-6で敗れていたが、この日は18安打、3本塁打を放っての大勝。プエルトリコ代表の公式ツイッターは翌23日(同24日)、モリーナ監督のコメントを配信。指揮官は「積極的な攻撃ができた。(5回2安打無失点、6奪三振の先発)シドネイ・ドゥプレイもとてもいい投球をしてくれた。初勝利できて満足している」と話した。

 だが、プエルトリコのスーパーラウンド進出はならなかった。23日(同24日)の試合でベネズエラがチャイニーズ・タイペイを下して5連勝を飾り、ドミニカ共和国がチェコに勝ったため、5勝のベネズエラに続き、ドミニカ共和国と韓国が3勝で並んだため、同日のオーストラリア戦を前に、この時点で1勝3敗のプエルトリコのファーストラウンドB組4位以下が確定。25日からは各組の4~6位で順位を争うコンソレーションラウンドに進むことになった。

(福岡吉央 / Yoshiteru Fukuoka)

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