大谷翔平の新人王に元同僚キンズラーが太鼓判 「間違いなくショウヘイ」

レッドソックスのイアン・キンズラー【写真:Getty Imaegs】
レッドソックスのイアン・キンズラー【写真:Getty Imaegs】

7月31日にエンゼルスからレッドソックスにトレード移籍

 レッドソックス二塁手のイアン・キンズラー内野手が、エンゼルス大谷翔平投手を新人王に猛プッシュした。今季開幕をエンゼルスで迎えたキンズラーは、7月31日にレッドソックスにトレード移籍。キャンプインから約5か月をともに過ごした元チームメイトについて「彼は素晴らしい活躍を見せた」と称えた。

 スプリングトレーニングで初めて大谷のフリー打撃を見た後、「あの生まれ持ったパワーは、自分が知る中でも3本の指に入る。ジョシュ(・ハミルトン)に匹敵するパワーだ」と、2010年MVPに輝いた天才打者を引き合いに出していたキンズラー。その後、大谷が先発投手としてマウンドで投げる姿、そして打者としてヒットを重ねる姿を見て、「投打であそこまで勝利に貢献できるなんて、想像を超えていた」と驚きの声を上げる。

 もし自分が新人王投票権を持っていたら、誰に投票するかと問われると、間髪入れることなく「ショウヘイ・オオタニ」と言い切った。大谷は6月上旬に右肘靱帯を損傷して戦線離脱を余儀なくされたが、それでも「投手としてマウンドに上がった時は圧倒していたし、打者としても特に終盤は驚異的な活躍だった。他人と違ったことを成し遂げたんだ。自分は間違いなくショウヘイに投票するね」と太鼓判を押した。

 トレード移籍以来、大谷と直接話す機会はないが、その活躍の様子は気になり、常にチェックしていたという。エンゼルスで過ごした日々も充実していたが、今、レッドソックスの一員としてワールドシリーズに出場できることに「文句のつけようがない。世界一こそ誰もが目指す最高の栄誉だからね」と笑顔を見せる。

 レンジャーズ時代の2010年と2011年に2年連続でワールドシリーズ進出を果たした。だが、ジャイアンツとカージナルスに敗れ、世界一に手が届かず。「短期決戦では何が起こるかわからない。あの時味わった悔しさを今度こそ晴らして、頂点に立ちたいんだ」と大きく意気込む。

 第1戦は「7番・二塁」でスタメン出場。36歳ベテラン二塁手の頂点を目指す戦いが幕を開ける。

(Full-Count編集部)

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