前田健太、史上最長延長15回から2イニング無失点! 16回は3者連続Kの快投

リリーフ登板し、快投を見せたドジャース・前田健太【写真:Getty Images】
リリーフ登板し、快投を見せたドジャース・前田健太【写真:Getty Images】

15回に無死一、二塁のピンチを招くも切り抜ける

■ドジャース – Rソックス(日本時間27日・ロサンゼルス)

 ドジャース前田健太投手が26日(日本時間27日)、ロサンゼルスのドジャースタジアムで行われている第114回ワールドシリーズ第3戦で、2-2の延長15回に登板し、無死一、二塁のピンチを招きながら無失点。続く16回にも続投すると、5者連続三振に斬る快投を見せた。

 試合は両者一歩も譲らぬ接戦に。史上最長イニングの15回に突入したところで、前田がマウンドに立った。立ち上がりは制球が乱れ、先頭ヌネスに一塁内野安打を許すと、続くブラッドリーに四球。いきなり無死一、二塁のピンチを迎えたが、バスケスが三塁方向へ転がした送りバントを捕球すると、迷うことなく三塁へ送球し、二塁走者だったヌネスを刺した。1死一、二塁とすると、迎えたレオンをチェンジアップで空振り三振。最後はベッツを外角高めスライダーで見逃し三振に仕留め、マウンド上で大きく雄叫びを上げた。

 続く16回もマウンドに戻った前田は、先頭ボガーツをスライダーで空振り三振とすると、続くイオバルディは速球で見逃し三振。最後はキンズラーをスライダーで空振り三振に斬り、圧巻の3者三振。15回1死から打者5人を連続三振とした。

 2イニングを投げて1安打5奪三振1四球無失点の快投で、17回のマウンドから左腕ウリアスに託した。

(Full-Count編集部)

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