前田健太のバント処理に元CY賞右腕絶賛 「信じられないくらいアグレッシブ」

延長15回から2イニングを1安打5奪三振、無失点の快投を見せた前田
■ドジャース 3-2 Rソックス(日本時間27日・ロサンゼルス)
ドジャース前田健太投手は26日(日本時間27日)、ロサンゼルスのドジャースタジアムで行われたワールドシリーズ第3戦に登板。史上最長となる延長18回、7時間20分の死闘で、15回から2イニングを1安打1四球5奪三振無失点。チームをサヨナラ勝ちに導く快投だった。
2連敗でホームに帰ってきたドジャース。異様な空気に包まれる中、前田の出番は15回に訪れた。内野安打と四球でいきなり無死一、二塁のピンチを背負ったがバスケスの送りバントを見事なフィールディングで三塁封殺。その後は5者連続三振と圧巻の投球内容でレッドソックス打線を封じた。
大ピンチを封じたバント処理にこの試合を中継した「FOX」の実況は「マエダのなんというアグレッシブなプレーでしょう! バスケスのバントはとても良かったのですが、マエダがストライク送球をしました!」と絶叫。さらに通算213勝、サイ・ヤング賞にも輝いた解説のジョン・スモルツ氏は「信じられないくらいアグレッシブでした」と称えていた。
さらに15回1死一、二塁の場面でレオンをチェンジアップで空振り三振に仕留めるとスモルツ氏は「マエダがえげつない球で三振を奪いました」と、落差の大きな変化球を絶賛していた。
(Full-Count編集部)
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