オリックス山足が11日韓国LG戦で外野デビューへ 指揮官「適応能力はある」

オリックス・西村徳文新監督【写真:荒川祐史】
オリックス・西村徳文新監督【写真:荒川祐史】

高校、大学以来となる外野守備に「普段とは違って楽しかった」

 オリックスの西村徳文新監督がユーティリティ育成に動きだした。3日、高知・秋季キャンプ2日目となった守備練習で二遊間が本職の山足達也内野手を外野へコンバート。早ければ11日に行われる韓国LGとの練習試合で外野デビューさせることを明かした。

 軽快に外野をこなす山足の姿に指揮官も納得の表情を見せた。高校、大学時代は外野の経験はあるが今季、1軍では一塁手で1試合、二塁手で14試合、三塁手で6試合、遊撃手で1試合と全て内野を守っていたルーキーに「まだ1日だけど適応能力はある。強いボールも投げられていたね」と合格点を与えた。

 大学以来となる外野のポジションについた山足は「普段とは違って楽しかったです」と、やる気は十分。内外野を守れるようになれば自身のチャンスも増え、チームも駒不足に悩まされることはない。

 山足だけでなく今キャンプでは内外野を守れるユーティリティプレーヤーの育成にも力を入れる予定だ。実戦で経験を積むことが一番の成長になるため指揮官は「11日の練習試合(韓国LG戦)で状況を見て(山足を外野に)入れるのもありだね」と早くも実戦デビューさせる構想を口にした。

(Full-Count編集部)

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