西武菊池、ポスティングならドジャースが「最有力候補」 地元記者が伝える

西武・菊池雄星【写真:荒川祐史】
西武・菊池雄星【写真:荒川祐史】

ポスティングなら争奪戦、米移籍情報サイト「キクチの獲得候補球団は多い」

 メジャーリーグの今オフのフリーエージェント(FA)市場には、注目選手が溢れている。西武からポスティングシステム(入札制度)でメジャー挑戦に踏み切る可能性がある菊池雄星投手もその中の1人。どの球団と契約を結ぶか注目が集まっているが、米メディアはドジャースが「最有力候補の1つ」としている。

 菊池の去就についてツイッターでレポートしたのは、地元紙「オレンジ・カウンティー・レジスター」でドジャース番を務めるビル・プランケット記者だ。

「もし西武ライオンズが左腕のユウセイ・キクチをポスティングしたら、ドジャースが獲得最有力候補の1つとなるだろう。27歳のキクチは通算73勝46敗、防御率2.77を記録。今年は163回2/3を投げ14勝4敗、153奪三振だった」

 同記者はドジャースが「最有力」としている。ただ、キクチの獲得に興味を示している球団は少なくない。米最大の移籍情報サイト「MLBトレードルーマーズ」では、このプランケット記者のツイートを受けて記事を掲載。「キクチの獲得候補球団は多い」としている。

「ロサンゼルスのローテーション強化が順調なように思えても、近況を顧みて判断するのは難しい。ドジャースは優秀な選手を獲得してきたが、そこまで注目を浴びていない選手をアジアから獲得し、健康面に疑念が残る投手と大型契約を結んだこともあった。キクチの獲得候補球団は多い。特に、彼はまだ27歳だ。しかし、肩に悩みを抱えており、注意深くなる球団もあるだろう。市場を読むのは非常に困難だ。しかし、もしキクチがポスティングされれば、西海岸球団の中ではドジャースがよりフィットしているように思える」

 ライバルは多く、パドレスなども有力候補とされているが、やはりドジャースが最も最適ではないかというのが、「トレードルーマーズ」の結論だ。正式にポスティングされれば、大きな注目を浴びることは間違いない。

(Full-Count編集部)

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