打者専念の大谷は来季31本塁打!? 米予測システムが算出、“松井超え”なるか

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

米データサイトが予測システムの数字を掲載、143試合出場の想定で算出

 レッドソックスが世界一に輝いたシーズンを終え、ストーブリーグに突入しているメジャーリーグ。今オフはフリーエージェント(FA)選手に大物が多く、市場も活発に動くことが予想される。一方で、今季終了後に右肘靭帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けたエンゼルスの大谷翔平投手のリハビリは順調な様子で、10月22日(日本時間23日)に就任会見を行ったブラッド・オースマス新監督は「今は可動域が高いレベルに戻り、肘の屈曲も回復しつつあるので我々としては励まされている」と明かしていた。

 来季は打者に専念する予定の大谷。新指揮官は無理をさせないと明言しており、復帰は5、6月になる可能性もあるが、いったいどんな打撃成績を残してくれるのか、期待は高まる。野球専門の米データサイト「ファングラフス」では、予測システム「Steamer」の数値を早くも掲載しており、当然、大谷の来季打撃成績予測も算出されている。

 大谷は今季、打者としては104試合出場で326打数93安打の打率.285、22本塁打、61打点、102三振。出塁率.361、長打率.564で、この2つを足したOPSは.925だった。では、来季はどうなるのか。

「Steamer」では、大谷が来季143試合に出場するとして、打率.272、31本塁打、90打点をマークすると算出。589打席で157三振を喫するものの、出塁率.353、長打率.512でOPSは.866となっている。実際に5、6月に復帰となれば出場試合数は更に減ると考えられるだけに、今季の打撃専念後の活躍を考えると、やや抑えめの数字か。今季「10」だった盗塁数は「12」。こちらもシーズン通して出場すればもっと多くなりそうだが、どうなるか。

 31本塁打は、松井秀喜氏(ヤンキース)がメジャー2年目の2004年にマークした日本人最多記録に並ぶ数字。これを超えることになるか、大きな注目が集まる。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY