ベストナインを予想する 西武勢6人受賞の可能性、鷹・柳田も確実【パ編】

西武・浅村栄斗【写真:荒川祐史】
西武・浅村栄斗【写真:荒川祐史】

成績と同時に出場試合数、打席数も大きな選出要素

 MVPとともに発表されるのがベストナインだ。今季パ・リーグのベストナイン候補を、個人成績と照らし合わせながら見ていこう。

 ベストナインはMVP同様に記者投票で決まるが、これまでの受賞者を見ると、一定の法則性がありそうだ。

1.投手を除いて、そのポジションで最も打撃成績がいい選手が選出されることが多い。
2.成績が同程度なら、出場試合数、打席数が多い選手が選出されることが多い。
3.投手は最も成績がいい先発投手が選出される。

 守備成績がいい選手にはゴールデングラブ賞が贈られるため、野手のベストナインは主として打撃成績で評価される。このため、MLBでいう「シルバースラッガー賞」に相当する言えそうだ。

 各ポジションのRC上位3人を選出した。RC(Run Create)は、打者の総合指標で、安打、長打、四死球、盗塁、犠打、犠飛を加味して算出した数値。試合数は、トータルの試合数/そのポジションでの出場試合数となっている。

本塁打王・山川、打点王・浅村は当確、外野3人目は西川と吉田正の争い

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