サイ・ヤング賞発表 アはレイズのスネル、ナはメッツのデグロムが初受賞

レイズのブレイク・スネル(左)とメッツのジェイコブ・デグロム【写真:Getty Images】
レイズのブレイク・スネル(左)とメッツのジェイコブ・デグロム【写真:Getty Images】

21勝&防御率1.89のスネルはバーランダーとの大接戦制す

 メジャーリーグの2018年度の「サイ・ヤング賞」が14日(日本時間15日)に発表され、ア・リーグはレイズのブレイク・スネル投手、ナ・リーグはメッツのジェイコブ・デグロム投手が選ばれた。スネル、デグロムともに初のサイ・ヤング賞受賞となった。

 スネルは今季31試合に登板し、両リーグ通じて最多の21勝(5敗)をマーク。メジャー3年目で初となる2桁勝利をあげた。投球回は180.2回と、候補に挙がっていたインディアンスのクルーバー、アストロズのバーランダーより劣ったものの、リーグトップの防御率1.89という驚異的な数字をマークし、自身初のサイ・ヤング賞に輝いた。

 全米記者協会所属の記者30人の投票(1位5点、2位3点、3位1点)で決まるサイ・ヤング賞。記者はそれぞれ1位(5点)2位(3点)3位(1点)に投票し、その合計点で受賞者が決定する。スネルは1位票17票を集め、同13票だったアストロズのバーランダーを上回った。バーランダーとはわずか15点差という僅差の大接戦を制した。

 デグロムは今季32試合に先発して、勝利数は10勝(9敗)止まりだったものの、217イニングを投げて両リーグトップとなる防御率1.70を記録。安定した成績を残し、30人中29人の1位票を獲得し、207点。史上3人目となる3年連続受賞を目指したナショナルズのシャーザー、フィリーズのノラに大差をつけての圧勝で、初の栄冠に輝いた。

(Full-Count編集部)

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