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19歳女子が最速128キロ! 愛知の森若菜が語る球速へのこだわり「負けたくない」

2010年に始まった日本女子プロ野球リーグ(JWBL)は9シーズン目を迎え、今季は史上最多となる年間累計来場者数9万5526人を記録した。リーグ戦では京都フローラが22勝14敗6分で優勝したが、プレーオフの年間女王決定戦では愛知ディオーネが京都を2連勝で下し、愛知が年間女王に輝いた。

愛知ディオーネ・森若菜【写真提供:日本女子プロ野球リーグ】
愛知ディオーネ・森若菜【写真提供:日本女子プロ野球リーグ】

今季マークした128キロは女子プロ野球史上最速記録

 2010年に始まった日本女子プロ野球リーグ(JWBL)は9シーズン目を迎え、今季は史上最多となる年間累計来場者数9万5526人を記録した。リーグ戦では京都フローラが22勝14敗6分で優勝したが、プレーオフの年間女王決定戦では愛知ディオーネが京都を2連勝で下し、愛知が年間女王に輝いた。

 この女王決定戦で2試合ともに中継ぎで登板し、計2回1/3を無失点に封じる好リリーフを見せたのが、愛知ディオーネの森若菜投手。1998年12月11日生まれの19歳は今季、女子プロ野球史上最速となる128キロをマークした。常時120キロ台中盤のストレートを誇る森が、剛腕の“秘密”を明かした。

――女子プロ野球リーグ最速の128km/hが出た瞬間はどんな思いでしたか?
「投げた時はひっかかった感覚でした。今までより球速が出た感覚はありませんでした。ファンの方からの声援で『128km/h出たぞ』と聞こえて、初めて気付きました。普段からスピードに対する意識はありませんが、リーグ最速ということに気付き、徐々に実感が湧きました」

――球速アップのために日々どのようなトレーニングに励んでいますか?
「フォームチェックは入念にしています。左右両方の手足がバランスのよく使えるように意識しています。また、柔軟性を高めるためにストレッチも重点を置きトレーニングしています」

――その後、尚美学園大の山田優理投手が129km/hを記録しました。
「正直やばいと思いました。年齢が一緒なので、負けたくないという気持ちがすぐに湧いてきました。対抗心は湧いています。絶対に来年追い越したいです」

――球速が上がったきっかけは?
「高3から投手になったのですが、監督さんから下半身を使って投げることを教わりました。坂道を斜めに登るトレーニングがあったんですが、バランスを取りながら、倒れないように走ることで自然と踏ん張りが利くようになり、ボールの伸びが格段に変わりました」

――今後の目標は?
「個人としては、130km/hを投げる投手を目指します。チームのシーズン完全制覇、ここ一番で頼られる投手になりたいです。
球速を上げるために、この冬練習に励みたいです」

――目標にしている選手はいますか?
「里綾実選手です。リーグ内でも最速で、W杯でも活躍する姿には憧れを感じます、球速は超えても、経験値やバックからの信頼を含め、まだまだ至らない点ばかりなので、これからも1つ1つ追い越せるように頑張っていきたいと思います」

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