大谷は打者専念も投手陣復活で来季エ軍巻き返しへ MLB公式「上昇する可能性」

エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

MLB公式サイトが2019年に順位を上げる可能性がある5チームを選出

 今季のメジャーリーグはレッドソックスが2013年以来、5年ぶり9回目となるワールドシリーズ制覇を果たした。各球団は来季に向け戦力補強を行っているが、MLB公式サイトは2019年に巻き返しが期待できる5チームをピックアップ。大谷翔平投手が所属するエンゼルスも名を連ねた。

 MLB公式サイトは「この5チームが2019年に順位を上げるかもしれない」と見出しを付け、2018年に勝率5割以下で終えた14チームのうち、巻き返しに期待できる5球団を特集。記事では「オフに正しいことをしさえすれば、2019年に上昇する可能性が高い」とし、フィリーズ、ツインズ、メッツ、レッズそしてエンゼルスに注目した。

 エンゼルスは今季80勝82敗と負け越し、ア・リーグ西地区4位に低迷。来シーズン浮上するためには「トラウト以外の助けが必要である。ショウヘイ・オオタニが2019年に投げられないという事実はプラスにならない」とし、今季ケガに泣いた選手たちの復活が必要不可欠としている。

 今季はギャレット・リチャーズ、ケイナン・ミドルトン、ブレイク・ウッド、ジョン・ラム、JC・ラミレスが相次いで肘を故障し投手陣が崩壊。それだけに「来季はこれ以上の不運になることはないだろう。来季はアンドリュー・ヒーニーがトミー・ジョン手術から復帰後の2年目となり、ハイメ・バリアはデビューから2シーズン目を迎える」と、投手陣について今季以上の戦力ダウンがないことを指摘。今オフに球団が新たに先発、中継ぎを補強するとも予測している。

 これらのプラス要素を踏まえ、記事では野球専門の米データサイト「ファングラフス」がエンゼルスの2019年は85勝77敗と勝ち越すことを予測しているデータを用い紹介している。

(Full-Count編集部)

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