「期待に応えられていない」―田中将大、世界一への意欲を改めて明かす

アンバサダーを務める「ウブロ」のイベントに参加したヤンキースの田中将大【写真:編集部】
アンバサダーを務める「ウブロ」のイベントに参加したヤンキースの田中将大【写真:編集部】

都内でイベントに参加、世界一へ「来シーズンこそは、という思いはあります」

 ヤンキースの田中将大投手が2日、都内でアンバサダーを務めるスイスの高級腕時計ブランド「ウブロ」のイベントに参加。今シーズンの総括と来シーズンへの思いを語った。

 今シーズンの田中は12勝6敗、防御率3.75という成績をマーク。MLB移籍1年目から5年連続で2桁勝利を達成したが、防御率はキャリアワースト2位、投球回数も昨シーズン(178回1/3)を大きく下回る156イニングにとどまった。田中自身も今シーズンについて「自分自身が思う投球ができていない」「周りの方々の期待にも応えられていないというのは感じている」と語った。だが、オールスター明けからの成績は援護に恵まれず勝ち星こそ5勝(4敗)ながら、防御率は2.85とキャリアハイを記録した2016年(防御率3.07)を彷彿とさせる投球をみせていた。

「来シーズンこそは、という思いはあります」と語った通り、来季にかける思いは強い。2年連続でプレーオフに進出し、今シーズンは100勝を挙げたヤンキースだが、プレーオフでは昨季はア・リーグ優勝決定シリーズ、今季は地区シリーズで敗れている。

 来季の目標を聞かれ、「1番はワールドシリーズ制覇ですね」と即答した田中。ヤンキースは来シーズンに向けてマリナーズのエース左腕ジェームズ・パクストンを獲得するなど、戦力を整えている。田中が先発ローテーションを牽引し、2009年以来のワールドシリーズへの扉を開くとこができるだろうか。

(Full-Count編集部)

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