楽天がウィーラー、ハーマン、宋の残留を発表 アマダーら3選手は退団

楽天のゼラス・ウィーラー【写真:荒川祐史】
楽天のゼラス・ウィーラー【写真:荒川祐史】

アマダー、ペゲーロ、ディクソンとは契約せず

 楽天は3日、ゼラス・ウィーラー内野手、フランク・ハーマン投手、宋家豪投手と来季の契約を結ぶと発表した。一方でジャフェット・アマダー内野手、カルロス・ペゲーロ外野手、オコエ・ディクソン外野手の3選手は退団する。

 2015年に入団したウィーラーは2017年に31本塁打を放つなど4シーズンにわたって楽天の主砲として活躍。今季は15本塁打にとどまったものの、来季も残留が決まり、来日5年目のシーズンに。球団を通じて「2019シーズンが楽しみだよ。2018シーズンは悔しい思いをしたからね。来年こそ、東北にチャンピオンフラッグを持って来られるように頑張るよ。絶対諦めない!」とコメントした。

 ハーバード大卒のハーマンは2017年から楽天に。今季はセットアッパー、クローザーを務めて18セーブ12ホールド、防御率1.99をマーク。「楽天イーグルスで3年目のシーズンを迎えることができ、とても嬉しく思います。私も家族も、東北・仙台の街、そして人々が大好きです。楽天イーグルスの若い選手たちの成長に加え、このオフシーズンの戦力補強でチームは確実に日本一を狙える好位置にいると思います。そのピースの一部になれることを非常に嬉しく思うとともに、チームに必要とされる役割を全力で全うしたいと思います」とコメント。

 来季が3年目となる宋家豪は「来シーズンが今から楽しみです。これまでと変わらず、一生懸命に頑張ります。そして、チームの勝利に貢献したいです」と球団を通じてコメントした。

 今季が来日3年目だったアマダーは今季62試合で20本塁打を放ったが、ドーピング検査で禁止薬物が検出され、6カ月間の出場停止処分を科されていた。ペゲーロは昨季26本塁打を放ち最強の2番打者として活躍したが、今季は打率.233、17本塁打と振るわず。今季加入したディクソンは打率.175と不振に喘ぎ、わずか22試合出場に終わった。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY