西武野田は1300万円増も、永江&呉&水口はダウン「優勝しましたが…」

契約更改に臨んだ西武・野田昇吾【写真:上岡真里江】
契約更改に臨んだ西武・野田昇吾【写真:上岡真里江】

永江は危機感「今年契約していただいただけありがたい」

 西武は4日、所沢・メットライフドームで10選手と来季の契約を更改。主力としたパ・リーグ10年ぶりの優勝に貢献した外崎修汰内野手、源田壮亮内野手、中村剛也内野手、榎田大樹投手や16年ドラフト1位の今井達也投手に加え、5選手がサインした。5選手の契約年俸、コメントは次の通り(金額は推定)。

○永江恭平内野手(1200万円→1040万円)
「今季は何もしていなかったので、今年契約していただいただけありがたいなと思っています。来年は、浅村(栄斗)さんが抜けるので、チャンスだと思って、穴を埋めていけるよに頑張っていきたいと思います。そのために、守備でももっとできることはあると思いますし、打撃では、捉える力が大事だと感じたので、自分なりにいろいろ考えていきたい」

○呉念庭内野手(750万円→650万円)
「走・攻・守の中で、自分が出場できるだけの武器が足りなかった。まずは安定した守備力がないと、試合には出られない。球団からも『守備が安定すれば試合に出られるようになる』と言われたので、課題として取り組んでいきたい。来年は、浅村さんが抜けてチャンスがたくさんあると思います。キャンプからしっかりやっていきたいです」

○水口大地選手(850万円→770万円)
「正直なことを言いますと、チームは優勝しましたが、個人としては悔しさしかないシーズンでした。(身長が)小さいので、守備・足が武器だと思われがちですが、バッティングでも、もっと力をつけて飛ばしたい。スイングスピードを上げるための筋力トレーニングもですし、送球するスピードを上げるために必要な部分だったり、全てにおいてパワーアップしていきたい」

○小川龍也投手(1200万円→1700万円)
「トレードなどいろいろあって、最初の方は戸惑いが多かったのですが、楽しくできた一年かなと思います。球団には、途中から来た中で、厳しい場面で投げてくれたと評価していただきました。今年は右打者より左打者の方が打たれた。僕は、左を抑えなければいけないので、もっと抑えられるよに精度を高めなければいけないなと思います」

○野田昇吾投手(1700万円→3000万円)
「チームは優勝しましたが、個人としては苦しい時の方が多かったかなというシーズンでした。今年は50試合投げましたたが、『投げさせてもらった』という感覚。来季は、しっかりと自分が納得できる試合、球団の方、監督・コーチからも『良い50試合だった』と言っていただけるような、50試合上登板を目指して頑張りたい」

(上岡真里江 / Marie Kamioka)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY