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22年間Vから遠ざかるオリックスの戦力整理 金子、西、中島が流出、転換期へ

2014年以来となるクライマックスシリーズ出場、そして1996年以来、22年ぶりのパ・リーグ制覇を狙った2018年のオリックス。シーズン途中までAクラスを争っていたものの、中盤以降、徐々に失速し、65勝73敗5分の4位に終わった。

今季限りでオリックスを離れる中島宏之、金子千尋、西勇輝(左から)【写真:荒川祐史】
今季限りでオリックスを離れる中島宏之、金子千尋、西勇輝(左から)【写真:荒川祐史】

小谷野、佐藤逹が現役を引退し、ローチは自由契約に

 2014年以来となるクライマックスシリーズ出場、そして1996年以来、22年ぶりのパ・リーグ制覇を狙った2018年のオリックス。シーズン途中までAクラスを争っていたものの、中盤以降、徐々に失速し、65勝73敗5分の4位に終わった。

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 2015年途中から指揮を執っていた福良淳一監督が辞任し、ヘッドコーチを務めていた西村徳文氏が新監督に就任。新たな体制で2019年シーズンを迎えることになる。来季に向けて新助っ人でジョーイ・メネセスの加入が決定。ドラフトでは天理高の太田椋内野手をドラフト1位で指名するなど支配下7選手、育成1選手の計8人が新たにチームに加わった。

 戦力整理という面でいえば、激動のオフとなっている。佐藤達也投手や佐藤世那投手ら6選手に戦力外を通告。佐藤逹と小谷野栄一内野手は現役を引退した。さらには中島宏之内野手と金子千尋投手が制限を超える減額提示を受けて自由契約を選択し、中島は巨人へ、金子は日本ハムへと移籍を決めた。さらにFA権を行使した西勇輝投手も阪神への移籍を決断。今季までチームの主力だった選手を一気に失うこととなった。

 ここでは、このオフに引退や戦力外となり、オリックスのユニホームを脱ぐことになった選手たちの実績を振り返ってみる。

○小谷野栄一内野手(現役引退→楽天打撃コーチ)
 創価高、創価大を経て2002年のドラフト5位で日本ハムに入団。今季で16年目だった“松坂世代”の1人。5年目の2007年にレギュラーの座を掴むと、勝負強い打撃で2010年には109打点をマークして打点王を獲得。2012年には主に2番打者として40犠打を記録した。2014年オフにFA権を行使してオリックスへ移籍。故障の影響などもあったが、オリックスの中心選手としてプレーし、今季で現役を退いた。通算1394試合4765打数1260安打71本塁打566打点、打率.264。

○佐藤達也(戦力外→現役引退)
 大宮武蔵野高、北海道東海大、Hondaと経て、2011年のドラフト3位でオリックスに入団。2年目の2013年に67試合に投げて40ホールドをマークすると、3年目も67試合で42ホールドをあげ、2年連続で最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得。2015年に腰痛で離脱すると、そこから成績は下降していき、今季は1軍登板なし。戦力外通告を受け、今季で現役を引退した。通算262試合11勝21敗14セーブ109ホールド、防御率2.71。

○佐藤世那(戦力外)
 仙台育英高で夏の甲子園準優勝を果たし、2015年のドラフト6位でオリックスへ。今季が3年目だったものの、1軍登板なし。オフに戦力外通告を受けた。

○縞田拓弥(戦力外)
 東福岡高、日大、JR東日本を経て、2011年のドラフト2位でオリックス入団。1年目に28試合に出場し、4年目の2015年にはキャリアハイの80試合に出場したものの、打撃で結果が出ずに、その後は出場機会が減少。今季は1軍出場がなく、オフに戦力外となった。通算231試合285打数54安打4本塁打26打点、打率.189。

○園部聡(戦力外)
 2013年のドラフト4位で聖光学院から入団。右の大砲候補として期待されたが、1年目に右肘の手術を受け、わずか1年で育成契約へ。3年目の2016年に支配下に再昇格を果たして1軍デビュー。16試合に出場し、初本塁打も放ったが、2017年以降の1軍出場はなく、このオフ戦力外通告を受けた。通算16試合54打数11安打1本塁打6打点、打率.204。

○吉田雄人(戦力外)
 2013年のドラフト5位で北照高から入団し、今季が5年目。4年目の2017年に初の開幕1軍を掴み、代走や代打を中心に11試合に出場。今季は3試合の出場に終わり、オフに戦力外通告を受けた。通算14試合14打数1安打0本塁打0打点、打率.071。

○大山暁史投手(戦力外)
 別府青山高、亜細亜大、セガサミーと渡り歩き、2013年のドラフト8位でオリックスへ。貴重な左の中継ぎとして期待され、4年目の2017年にはキャリアハイの32試合に登板。6セーブをマークしたが、今季はわずか6試合の登板に終わり、戦力外となった。通算42試合1勝0敗0セーブ6ホールド、防御率3.47。

○ドン・ローチ投手(自由契約)
 今季途中にカブス傘下から入団した右腕。主に先発として11試合に登板して2勝をマークしたが、防御率5.01とふるわず。保留者名簿に入らず、自由契約となった。NPB通算11試合2勝3敗0セーブ0ホールド、防御率5.01。

○中島宏之(自由契約→巨人)
○金子千尋(自由契約→日本ハム)
○西勇輝(FA権行使→阪神)
○戸田亮(育成、戦力外)
○坂本一将(育成、戦力外)
○塚原頌平(戦力外→育成契約)
○本田仁海(戦力外→育成契約)

(Full-Count編集部)

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