野球の「知りたい」がここに。ベースボール専門メディア

Full-Count

17年ぶり最下位、屈辱にまみれた阪神の戦力整理…西岡、ロサリオら9選手放出

阪神にとって、2018年は屈辱にまみれる1年となった。昨季は2位に入り、いよいよ、2005年以来13年ぶりとなるリーグ優勝へという気運が高まる中で挑んだシーズンは、終わってみれば、62勝79敗2分の借金17。17年ぶりのセ・リーグ最下位に沈んだ。

12球団合同トライアウトを受験した西岡剛【写真:福谷佑介】
12球団合同トライアウトを受験した西岡剛【写真:福谷佑介】

金本知憲監督が辞任し、矢野燿大新監督の下で再出発を図る

 阪神にとって、2018年は屈辱にまみれる1年となった。昨季は2位に入り、いよいよ、2005年以来13年ぶりとなるリーグ優勝へという気運が高まる中で挑んだシーズンは、終わってみれば、62勝79敗2分の借金17。17年ぶりのセ・リーグ最下位に沈んだ。

【PR】今季は国内外合わせて1450試合以上を配信! 阪神戦を観るなら「DAZN」、”初月無料キャンペーン”実施中

 打線の中核と期待したロサリオが期待に添えずに補強は失敗。さらに昨季までチームを支えた面々も不振に陥るなど、最後まで歯車はかみ合わなかった。3年間指揮を執った金本知憲監督は辞任を余儀なくされ、後任には2軍監督を務めていた矢野燿大氏が昇格。2019年は新体制で出直しを図ることとなった。

 来季に向けては、FAで西勇輝投手の獲得に成功。さらにはジャイアンツのピアース・ジョンソン投手の加入も決定した。ドラフトでは藤原(ロッテ)、辰己(楽天)を外し、近本光司を1位で指名。2位の小幡竜平ら支配下6選手、育成1選手の7選手をチームに加えた。

 その一方でこのオフは、西岡剛内野手や今成亮太内野手ら6選手に戦力外を通告。マテオ、ロサリオ、モレノの3人の助っ人も退団となった。そこでここでは、今オフに戦力外や自由契約となった選手のこれまでの実績を振り返ってみたい。

○西岡剛(戦力外)
 2002年のドラフト1位でロッテに入団し、今季が16年目。俊足強打の内野手として、球界を代表する遊撃手に。3年目の2005年にレギュラーの座を掴み、盗塁王を獲得。2010年には206安打、打率.346をマークして首位打者と最多安打のタイトルに輝いた。2010年オフにポスティングシステムを利用してツインズに移籍したが、2年で日本球界に復帰した。阪神では1年目に122試合で打率.290をマークしたが、その後は故障に苦しめられ、2016年にはアキレス腱断裂の大怪我を負った。1年後に1軍復帰を果たしたものの、今季は25試合出場にとどまり、オフに戦力外となった。2006年WBC代表、ベストナイン4回、ゴールデングラブ賞3回。NPB通算1125試合4140打数1191安打61本塁打383打点、打率.288。MLB通算71試合233打数50安打0本塁打20打点、打率.215。

○山本翔也(戦力外)
 福井工大福井高から法大、王子を経て2013年のドラフト5位で入団。1年目に2試合、2年目には7試合に登板。貴重な左の中継ぎ左腕として期待されたが、なかなか1軍には定着できず。今季もわずか1試合登板に終わり、戦力外となった。通算22試合1勝0敗0セーブ0ホールド、防御率6.31。

○今成亮太(戦力外)
 2005年の高校生ドラフト4位で浦和学院高から日本ハムに入団。2012年途中にトレードで阪神へ移籍すると、武器の打力を生かし、捕手だけでなく内野手や外野手としてもプレー。徐々に出場機会を増やして2014年に115試合に出場した。だが、2015年から出場機会が減少。昨季、今季と2年連続で1軍出場無しに終わり、オフに戦力外となった。通算470試合1039打数275安打6本塁打68打点、打率.265。

○西田直斗(戦力外)
 2011年のドラフト3位で入団。バッティングに秀でた内野手として期待されたものの、1軍出場は2013年の1試合のみ。2016年オフに育成契約となり、翌2017年に支配下に復帰したが、1軍の舞台には戻れず、このオフに戦力外となった。通算1試合2打数0安打0本塁打0打点、打率.000。

○小豆畑眞也(戦力外)
 長良高、中部学院大、西濃運輸などを経て、2012年のドラフト4位で阪神に入団。1年目にいきなり1軍キャンプに抜擢されるも、1軍出場なし。その後も1軍の舞台には手が届かないまま、オフに戦力外を通告された。

○緒方凌介(戦力外)
 PL学園高、東洋大を経て、2012年のドラフト6位で入団。俊足と強肩を武器とした外野手として期待され、2年目の2014年には28試合に出場し、2本の本塁打も放った。だが、故障もあって1軍定着はならず。昨季、今季と2年連続で1軍出場なしに終わり、戦力外となった。NPB通算51試合82打数18安打2本塁打5打点、打率.220。

○マルコス・マテオ(自由契約)
 2016年に来日し、今季が3年目だった右腕。パドレスから入団すると、1年目から勝利の方程式を担い、52試合に登板して7セーブ20ホールドをマーク。2年目の2017年はセットアッパーとして63試合に登板して36ホールドを記録したが、今季は右肩痛などもあってわずか17登板に終わり、自由契約となった。NPB通算132試合8勝8敗20セーブ47ホールド、防御率2.80。

○ディエゴ・モレノ(自由契約)
 インディアンス傘下から今季入団した助っ人右腕。ドリスやマテオ、メッセンジャーらとの外国人枠の関係もあり、1軍登板はわずか8試合に終わり、今オフに自由契約となった。NPB通算8試合0勝0敗0セーブ3ホールド、防御率2.70。

○ウィリン・ロサリオ(自由契約)
 メジャー通算71本塁打、韓国でも2年間で70本塁打を放った実績を引っ提げ、入団1年目では球団史上最高となる年俸3億4000万円で加入。だが、開幕から日本の投手に苦戦。ファーム降格も味わうなど、75試合で打率.242、8本塁打に終わり、1年で退団となった。NPB通算75試合281打数68安打8本塁打40打点、打率.242。

(Full-Count編集部)

人気記事ランキング

  • 「Full-Count」×「teams LEAGUE」
  • 「NO BASEBALL, NO LIFE.」 ×「Full-Count」