杉谷拳士、今季の“ベスト”は…代打弾が大逆転サヨナラの口火切った一戦
日本ハムが公式Youtubeチャンネルでオフ企画動画を公開
今季パ・リーグで3位に食い込み、クライマックスシリーズにも進出した日本ハム。今オフはオリックスから自由契約となった金子弌大投手を獲得し、ヤクルトとの間で高梨裕稔投手と太田賢吾内野手、秋吉亮投手と谷内亮太投手の交換トレードを敢行するなど、積極的な動きを見せている。
そんな中で、日本ハムは公式Youtubeチャンネルでオフ企画「THE BEST」を公開中。選手がその年のベストプレーを選ぶ企画で、この日公開された第2回では杉谷拳士内野手が登場した。
明るいキャラクターもあって、球界きっての人気者となっている杉谷が「印象に残っている」と挙げたのは8月1日に帯広で行われたロッテ戦。一時は7-1と6点差をつけられながら、8回裏に怒涛の猛反撃を見せて一挙に5得点。さらに1点ビハインドの9回裏には近藤健介捕手の適時三塁打で同点とし、中田翔内野手の適時打で劇的なサヨナラ勝ちを収めた試合だ。
この試合で、逆転劇の口火を切ったのが、まさに杉谷だった。6点ビハインドの8回、先頭打者として代打で登場すると、左中間スタンドに飛び込む3号ソロを放ち、反撃の狼煙を上げた。ここから打線が繋がり、逆転サヨナラ勝ち。「僕も打てましたし、まさかあそこからひっくり返すと思わなかった」と杉谷は振り返っていた。