6年前の2012年ドラフト、パ各球団の成果は? 大谷翔平や則本昂大がプロ入り

ロッテは松永、田村、加藤、指名4選手中3選手が1軍で戦力に

【楽天】
1森雄大投手 9試合0勝0敗0S0H 2.37
2則本昂大投手 27試合10勝11敗0S0H 3.69
3大塚尚仁投手(2017戦力外)
4下妻貴寛捕手(2018戦力外→育成)1軍出場なし
5島井寛仁外野手 49試合9打数0安打0本0点 .000 
6柿澤貴裕外野手(→巨人、2018自由契約)1軍出場なし
育1宮川将投手(2018戦力外)1軍出場なし

【ロッテ】
×藤浪晋太郎投手
1松永昂大投手 60試合2勝5敗0S26H 3.15
2川満寛弥投手(2016戦力外)
3田村龍弘捕手 143試合415打数99安打3本35点 .239
4加藤翔平外野手 69試合121打数28安打0本9点 .231

【オリックス】
×藤浪晋太郎投手
×松永昂大投手
1松葉貴大投手 8試合2勝1敗0H0S 5.20
2佐藤峻一投手(2016戦力外)
3伏見寅威捕手 76試合186打数51安打1本17点 .274
4武田健吾外野手 69試合95打数21安打1本12点 .221
5森本将太投手 (2016戦力外)
6戸田亮投手(2018戦力外)1軍出場なし
育1原大輝捕手(2015戦力外)
育2西川拓喜外野手(2014戦力外)

 日本ハムが大谷翔平投手を強行指名し、入団へ口説き落としたのが、この2012年のドラフトだった。その日本ハムは7選手を指名したが、支配下に留まっているのは、3位の鍵谷のみ。宇佐美、河野は昨季までに戦力外となり、森本と新垣も今オフに戦力外に(森本は育成再契約)。屋宜はヤクルトへ移籍したが、移籍後も目立った活躍は見せられていない。

 この年はロッテが上々の成果を上げている。1位の松永はセットアッパーとして活躍し、田村は正捕手へと成長。加藤も1軍の戦力となり、4選手中3選手が台頭しているという、なかなかの“当たり年”となっている。

 西武も成果が出ている。今季は不振だったものの、1位の増田は救援陣の一角として1年目から活躍し。3位の金子侑も主力に成長した。4位の高橋も近年は故障に苦しみ、今オフに育成契約となったものの、2年目と3年目には主に守護神として結果を残した。相内と育成の水口も徐々に1軍での出場を増やしている。

 楽天はこの年エースの則本が2位で入団。1位の森や5位の島井も1軍で出場しているが、活躍としてはやや物足りないか。ソフトバンクは東浜がローテの一角を担い、高田もレギュラーにはなれていないものの、貴重な内野のバックアッパーとなっている。

 オリックスは3位の伏見が頭角を現し、武田も今季69試合に出場。松葉も1軍のマウンドに上がっているものの、主戦投手やレギュラー野手が1人も出ておらず、成果としてはやや物足りないか。

(Full-Count編集部)

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