鷹・千賀は「増」、武田は「減」で全選手終了…28日の主な契約更改
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ソフトバンクは約10億円を削減
プロ野球では28日、2年連続日本一に輝いたソフトバンクの契約更改交渉が行われ、千賀滉大投手、武田翔太投手がサイン。これで日本人選手すべての契約更改が終了した。
千賀は3500万円増の1億6000万円プラス出来高払いでサイン。今季は22試合に先発して3年連続2桁勝利となるチームトップの13勝(7敗)、防御率3.51をマーク。141イニングで163個の三振を奪ったが、期待された大幅アップとはならなかった。交渉の席では、昨オフに続いて球団側とポスティングシステム(入札制度)によるメジャー移籍についても話し合ったといい、1月にも再度話し合いの場を設けることを明かした。
武田は500万円減の年俸8500万円プラス出来高払いで契約を更改。今季は27試合に登板し、シーズン前半は先発として結果を出せずに苦しんだが、後半は中継ぎで実力を発揮。ポストシーズンでも中継ぎで8試合に登板し、2勝を挙げるなど、チームの2年連続日本一に貢献した。
ソフトバンクは高額年俸のベテランの戦力外、引退選手などもあり、約10億円のコストカットを行う形となった(金額は推定)。
(Full-Count編集部)
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