菊池雄星の“イチロー愛”にMLB公式が反応 「イチローはミステリーマン」
「イチローさんの本はほとんど読んできました」
西武からポスティングシステムを利用し、マリナーズへの移籍が決まった菊池雄星投手。3日(日本時間4日)には本拠地T-モバイルパークで入団会見を行い、そのほとんどを英語でこなして「マリナーズの菊池雄星」としての第1歩を踏み出した。
菊池はその会見の最中、マリナーズのレジェンドであるイチロー外野手に対しての思いも告白。「簡単には説明できないというか特別な思いはあります。僕が初めてプロ野球を見に行った時に、イチローさんが日本でプレーした最後の年で、岩手県営野球場にオリックス戦を見に行ったのを覚えています。僕は野球を始めたばかりだったので、イチローさんのことしか知らないような状態で球場に行ったんですけど、その時の、オーラというか雰囲気というか、そういうのは昔の記憶ですが、ずっと残っています」と、自身とイチローの“縁”を明かした。
さらに「それからイチローさんの本はほとんど読んできましたし、イチローさんの考えとかを知りたいと思ったので特集とかほとんど読んできました。会う機会があると思うので、たくさんお聞きしたいこともあるので、一緒にプレーさせていただくのが楽しみで仕方ないです」とコメント。
イチローがロースターに復帰することが確実な東京ドームでの開幕戦について問われると「まず、最初にイチローさんが本当に雲の上の存在過ぎて、会うまでちょっと信じられないというのが本当のところです。その上で本当にもし一緒にプレーする機会があれば、必ず僕の一生の財産になると思いますし、そのピッチングを楽しみたいと思います」と語った。
この菊池のコメントに対し、MLB公式ツイッターと公式インスタグラムが“反応”。「イチローさんが本当に雲の上の存在過ぎて、会うまでちょっと信じられないというのが本当のところ」とする菊池のコメントを引用する形で「イチローは国際的なミステリーマン」とし、ミステリアスな雰囲気を醸し出すイチローの写真を掲載した。
この投稿にファンも反応。「彼は神だ」「もちろん彼は実在するよ」「僕にとって永遠のアイドルだ」「史上最高の選手」「リスペクト」とイチローの偉大さを称える声だけでなく「ユウセイは面白い男だ」と、新たにマリナーズに加入する菊池を好意的に受け止める声もあがっていた。
(Full-Count編集部)