鷹退団の攝津、引退会見の一問一答「満足」「上手くいきすぎ」「何かしら野球に」

引退会見に臨んだソフトバンク・攝津正【写真:福谷佑介】
引退会見に臨んだソフトバンク・攝津正【写真:福谷佑介】

ホークス復帰は「チャンスとタイミングがあれば」

 昨季限りでソフトバンクを構想外となっていた攝津正投手が8日、ヤフオクドーム内で会見を行い、現役引退を正式に表明した。10年間の現役生活に別れを告げ、ユニホームを脱ぐことを決めた右腕の主な一問一答は以下の通り。

「本日をもちまして引退のご報告をさせていただきたいと思い、来ました。今まで本当にありがとうございました」

――戦力外となった後、オファーを待っている間の心境は
「自分の中では厳しいだろうというのはありました。可能性が少しでもあればやりたいと思っていた。不安もありましたし、モヤモヤした気持ちで過ごしていました」

――ご家族には
「オファーがなかったら辞めるとは話していたので、それだけです。家族からは分かったと。それだけでした」

――12月いっぱいが期限だった
「それ以上待つというのは現実的に……。シーズンで活躍するのが目標で、活躍するのが難しいというのがあるので、12月中でと決めました」

――10年間というプロ生活
「10年という短い選手生活でしたけど、満足してますし、後悔も悔いもなく終わることができました」

――今後の進路は
「何かしら野球に携わりたいなと思っていますけど、具体的にはこれからゆっくり考えたいなと思います」

――和田投手から花束
「ありがたいです。偉大な先輩ですし、和田さんがいて、この人と一緒に活躍したいとやってきたところもあります。尊敬する先輩から花を贈ってもらって感謝したいと思います」

――またホークスで、と書かれています
「チャンスがあれば、チャンスとタイミングだと思うので、あればやってみたいと思います。とりあえず今はホッとした部分が大きい。もう少し落ち着いたら考えたいと思います」

――この場を迎えた率直な心境は
「意外とスッキリしていて、野球と離れる寂しさとかはこれからなのかなと思います」

――ホークスの生活の中で1番印象に残っていることは
「まずはじめに、入団した時の凄いスター選手ばかりで、松中さん、小久保さんがいて、杉内さん、和田さん、(斉藤)和巳さんがいて、とんでもないところに入ったなというのが今でも記憶にあります」

――自身の野球人生は
「上手くいったんじゃないか、上手くいきすぎていたんじゃないかと思います」

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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