ヤンキースのエース右腕セベリーノが年俸調停へ 昨季は約6500万円と格安
今オフに調停権初獲得、大幅アップも球団提示額と大差か
ヤンキースは11日(日本時間12日)、保有権を持つ8選手と来季契約を結んだと発表した。この中には、今オフに初めて年俸調停権を獲得したエース右腕のルイス・セベリーノは含まれず。24歳右腕は球団と年俸調停を行う。
MLBではメジャー登録日数が3年に達すると年俸調停権が手に入る。2015年にメジャーデビューしたセベリーノは、昨季終了時点で2年170日だったが、スーパー2と呼ばれる繰り上げ制度の対象となり、今オフに初めての調停権を手に入れた。昨季は年俸60万4975ドル(約6562万円)という格安価格ながら、ローテの柱として32試合に先発し、19勝8敗、防御率3.39、220奪三振を記録。チームのエースとしてプレーオフ進出に尽力した。
球団の提示額とセベリーノの要求額に大きな開きがあるものと思われるが、大幅アップを獲得することは間違いない。2年連続2桁勝利をマークした右腕が、最終的にはどれほどの契約を勝ち取れるか、球界でも大きな関心が寄せられている。
(Full-Count編集部)