2001年WS制覇の韓国サブマリンが再び脚光 MLB公式「未だに現役を続けている」

2001年にDバックスでWS制覇に貢献した金炳賢【写真:Getty Images】
2001年にDバックスでWS制覇に貢献した金炳賢【写真:Getty Images】

ダイヤモンドバックス時代の2001年に78試合に登板しワールドシリーズを制覇

 ダイヤモンドバックスでワールドシリーズ制覇に貢献し、楽天でもプレーした金炳賢投手は39歳となった今でも現役を続けている。MLB公式サイトはオーストラリアでプレーするベテラン右腕の動向を伝えている。

 金炳賢はダイヤモンドバックス時代の2001年に78試合に登板し、02年には36セーブを挙げるなどメジャー通算86セーブをマーク。11年には楽天に入団したが1軍登板がないまま退団、その後は韓国球界でプレーし昨年10月にオーストラリア・ベースボールリーグのメルボルン・エイシズと契約した。

 MLB公式サイトは「39歳にして未だにオーストラリアでプレーしている」と見出しを付け、現役を続ける金炳賢に注目。記事ではメジャーで活躍した後に楽天、そして母国・韓国でプレーを続けたことに言及し「2001年にダイヤモンドバックスでワールドシリーズを制覇したサブマリン投法のキム・ビョンホンは、今だに現役を続けている」と紹介。

 2001年のヤンキースとのワールドシリーズでは第4戦でティノ・マルティネスに同点2ランを浴び、ジーターにサヨナラ本塁打を浴び、さらに翌日の第5戦ではスコット・ブロシアスに同点2ランを打たれた場面を動画で紹介。金炳賢にとっては痛い一発を浴びたがチームは第7戦でサヨナラ勝ちし世界一を成し遂げている。

「第4戦、第5戦を除けば、キムはアリゾナのポストシーズンにおいて素晴らしい活躍をした。地区シリーズとリーグ優勝決定シリーズで6回を無失点に抑え、3セーブを記録したのだ。あまり知られていないが、非常に素晴らしいキムのハイライトが生まれたのは、その翌シーズンにヤンキースからリベンジを果たした時である。キムはセーブを記録し、ボールを受け取り、サブマリン投法で320フィート先のモニュメントパーク(のネット部分)に投げ入れた」

 同サイトは金炳賢の象徴的な場面としてワールドシリーズで浴びた3発のリベンジを翌年のシーズンで果たしたことを紹介している。アンダースローから150キロの直球を投げる姿から「コリアンサブマリン」と呼ばれた金炳賢は2019年もマウンドに立ち続ける。

(Full-Count編集部)

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