ヤ軍新加入右腕が“ルース批判”を弁明 「例として使うべき名前ではなかった」

今季からヤンキースでプレーするアダム・オッタビーノ【写真:Getty Images】
今季からヤンキースでプレーするアダム・オッタビーノ【写真:Getty Images】

ロッキーズからFAとなりヤンキースに入団したアダム・オッタビーノ

 フリーエージェント(FA)で3年2700万ドル(約29億4600万円)の契約でヤンキースに入団したアダム・オッタビーノ投手。オフ期間中に“ベーブ・ルース批判”で波紋を呼んだが、ヤ軍入りを果たしたことでコメントの弁解を試みたようだ。米ヤフースポーツが伝えている。

 ロッキーズからFAとなり新天地が決まっていなかった昨年12月。オッタビーノは「スタットキャスト」ポッドキャストで「僕は毎回ベーブ・ルースから三振を奪えるだろう」と発言。現代野球では結果を残せなかったとの見解を示していた。

 通算714本塁打を放ったレジェンドを“批判”したオッタビーノは、この発言後にヤンキースに移籍。米ヤフースポーツは「新加入のアダム・オッタビーノがベーブ・ルースに関するコメントの弁解を試みる」と見出しを付け、右腕が会見の席で弁明した様子を伝えている。

「恐らく僕は野球の歴史における投球の進化という言いたいことを伝えるために悪い例を用いてしまった。ベーブ・ルースはこの例として使うべき名前ではなかった。僕はこのことについてかなり非難された。ほとんど面白いことだったけどね。だけど、けなしたつもりはないんだ。僕は野球の歴史が大好きで、野球を愛している。そして、どのみちこれは証明できることではない」

 オッタビーノは過去から現在までの野球の歴史、進化を説明するためにベーブ・ルースを例に出し、批判するつもりはなかったと弁明。記事でも右腕が口にした例えについては「この仮説に関しては、それほど悪い議論ではない。ホットドッグとビールの食生活で年間154試合、冬に長い間休んでいたルースと、ほぼ1年中ずっとプレーし、メカニックに人生を捧げている選手では、それほどミスマッチとは思えない。現代のアスリートたちがその勝負でずっと優勢だろう」と理解を示している。

(Full-Count編集部)

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