イチローの“異質”のレーザーも…MLB公式の外野手“強肩動画集”は「美しい」

マリナーズ・イチロー【写真:Getty Images】
マリナーズ・イチロー【写真:Getty Images】

MLB公式サイトがツイッターで投稿「クレメンテとゲレーロは全くもって違うレベル」

 MLB公式サイトがツイッターで公開した外野手の“強肩動画集”が話題となっている。目を疑うようなスローイングの数々では、高い身体能力を誇るメジャーリーガーたちの凄さを改めて確認できる。ファンからも「これは最高」「美しい」などと絶賛の声が次々と上がった。

 すでに、MLB公式サイトが「#TBT(Throw Back Thursday)」(木曜日に昔を振り返るという意味)の企画として投稿していた2つの外野手“強肩動画集”。ツイッターでは、これを1つにまとめ、さらに凝縮された2分の映像が作成されている。

 セスペデス、プイグ、ヒックス、ロレアーノら現役選手に加え、ギーエンやゲレーロ、クレメンテらのとんでもない距離での伝説的なダイレクト送球が続々と登場。距離があるため山なりの送球も多いが、その“地肩”の強さは圧倒的だ。

 そんな中で、イチローの送球は異質の軌道を描いている。この動画集の中では比較的近い距離で放たれた、2001年4月11日・アスレチックス戦での伝説の「レーザービーム」。右翼のイチローが投じたボールは、低い弾道のまま三塁手のグラブに突き刺さるように到達。一塁走者のロングをアウトに仕留め、メジャーデビュー直後にその強肩ぶりをメジャーに知らしめた送球は何度見ても美しい。

 その他、ジャッジが捕球からほぼワンステップで本塁に矢のようなボールを送り、走者を仕留めたプレーなども登場。ファンは驚愕の声を上げている。

「クレメンテとゲレーロは、人間の肩としては全くもって違うレベルだ」
「これは最高だね」
「ロベルト・クレメンテは最高の右翼手だった」
「素晴らしい」
「こういったものこそ『美しい』と呼ぶんだ」
「間違いなく魅惑的だ!!!素敵な動画!」
「素晴らしい」
「ロベルト・クレメンテ。アメージング」
「一日中観ていられる」
「これを上回るものはない」
「野球が恋しい。(シーズン開幕が)待ちきれない」

 なかには 「ヒックスの105.5マイル(約169.8キロ)はどこ?」「ボー・ジャクソンの本塁からウォーニングトラックまでの送球も入っているべきだ」などと、お気に入りの送球が入っていないことに“不満”を述べるファンも。今季も衝撃的な“補殺”は飛び出すだろうか。

【動画】ファン驚愕…「人間の肩としては全くもって違うレベル」 MLB公式の“強肩動画集”

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