Dバックスがロブロ監督と契約延長 守護神候補・平野佳寿の起用法に影響か

ダイヤモンドバックスのトーリ・ロブロ監督【写真:Getty Images】
ダイヤモンドバックスのトーリ・ロブロ監督【写真:Getty Images】

今季が3年契約最終年、20年から新たに2年契約

 ダイヤモンドバックスが29日(日本時間30日)、トーリ・ロブロ監督との契約延長に合意した。今季が3年契約最終年だったが、球団公式サイトによると新たに2年契約を延長。21年シーズンまで指揮を執る。

 2000年にヤクルトでプレーしたロブロ監督は17年から監督を務め、同年にワイルドカードで6年ぶりにプレーオフに進出。最優秀監督賞を受賞した。昨季は82勝80敗でナ・リーグ西地区3位だったが、シーズン終盤までプレーオフ進出を争った。

 球団公式サイトによると、ロブロ監督は「光栄に思います。この契約延長でチームには安定感が生まれる。ワールドシリーズ制覇できることを願っている」とコメントし、マイク・へーゼンGMは「トーリのリーダーシップは成長する基盤をもたらしてくれる。Dバックスにとってはワクワクする。2週間後のスプリングトレーニングが待ちきれない」との声明を出したという。

 Dバックスには平野佳寿投手が所属。メジャー1年目の昨季は日本人最多75試合に登板し、4勝3敗3セーブ32ホールド、防御率2.44をマークした。昨季抑えだったボックスバーガーがFAとなり退団。ロブロ監督は昨年12月のウインターミーティングで日米通算159セーブをマークしている平野を新守護神にする可能性を示唆している。長期政権となるロブロ監督の残留が決まり、今年3月で35歳となるベテラン右腕の起用法にも影響が出るかもしれない。

(Full-Count編集部)

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