カブス入りの元燕バーネットが喜びツイート「カブスで今季を迎えるのが楽しみ」

カブスと契約を結んだトニー・バーネット【写真:Getty Images】
カブスと契約を結んだトニー・バーネット【写真:Getty Images】

1年8200万円+2年目は球団オプション、行使されれば約3.3億円

 カブスは1日(日本時間2日)、元ヤクルト守護神で前レンジャーズのトニー・バーネット投手と1年契約を結んだと発表した。2年目の契約は球団が選択権を持つオプションとなる。レンジャーズでチームメートだったダルビッシュ有投手と、シカゴで再び共闘する。

 バーネットも自身のツイッターでカブス入りを報告。「ここアリゾナは春に向けて最高の天気だ。僕も家族もカブスで今季を迎えることが楽しみで仕方ない」と喜びを伝えた。同時に、32歳でメジャーデビューの夢を叶えたレンジャーズにも感謝のツイート。「(当時)32歳の野球小僧の夢を叶える手助けをしてくれたレンジャーズに感謝を伝えたい」とした。

 現在35歳右腕バーネットは、2010年から15年までヤクルトでプレー。初年度は先発だったが、2年目以降は主に守護神として活躍。260試合に投げ、11勝19敗97セーブ、防御率3.58の成績だった。2015年オフにレンジャーズと契約を結び、米球界に復帰し、32歳で念願のメジャーデビュー。レンジャーズで3年を過ごし、125試合で11勝4敗、防御率3.50という好成績で、ブルペンの一角を担った。

 地元紙「シカゴ・トリビューン」のマーク・ゴンザレス記者によると、バーネットの今季年俸は75万ドル(約8200万円)と安いが、球団が選択権を持つ2020年には年俸300万ドル(約3億2800万円)のオプションがついているという。今季の活躍次第では大きな金額が手に入ることになる。

 3年ぶりの世界一奪還へ向け、カブスが着々と補強を進めている。

(Full-Count編集部)

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