名手アレナドが自主トレで軽快守備　貴重な映像にファン「これは目の保養」

年俸調停権を持つ選手では史上最高28.3億円を獲得

　ロッキーズの名手ノーラン・アレナド内野手が自主トレで軽快な守備を披露している。元西武で現在は解説者を務めるライアン・スピルボーグス氏が自身のツイッターを更新し、アレナドが自主トレ先で守備練習に励む映像を公開。するとファンからは「彼に10億ドル（約1094億9485万円）の契約をあげろ」「ロッキーズは長期契約を早く考えるべき」など、球団が誇るスーパースターを絶賛した。

　27歳の若さながら本塁打王3度、打点王2度、ゴールドグラブ賞6度、シルバースラッガー賞4度、球宴選出4度など数々の偉業を誇るアレナドは、今オフに3度目となる年俸調停に臨み、過去最高額となる1年2600万ドル（約28億3000万円）の契約を勝ち取っていた。だが、打撃にも守備にも優れた28歳に対する評価が低いとの声も上がるなど、その才能は圧倒的な評価を受けている。

　そんな契約のことは我関せずとばかりに、新シーズンに向けてトレーニングを積むアレナドは、自主トレ先ではすでに守備練習にも取り組み、ライン際の打球を逆シングルで捕球する姿を披露。難しい体勢から一塁へノーバウンドスローする様子が映像に収められている。この動画を公開したのは、2013年に西武でプレーしたスピリーことスピルボーグ氏。「The Man is ready!（主人公はお待ちかね！）」と言葉を添えてツイートすると、ファンが次々と反応した。

「これは目の保養になる」
「何事も練習から。誰にも見せない努力が大事」
「グラブと腕の動きがとにかくすごい。人間じゃない」
「流れるよう」
「ロッキーズは資金をかき集めて長期契約を結ぶべき」
「あんな強肩には今すぐ大金を支払うんだ」
「彼はいつでも準備万端！」

　ロッキーズの野手キャンプインは18日（日本時間19日）。今季限りでFAとなるアレナドだが、そのパフォーマンスはもちろん、シーズン終了までにロッキーズと長期契約を結ぶことになるのかにも注目が集まる。