広島大瀬良が初ブルペンで50球、エースの自覚も 「責任感を持って」
グラブの位置の微調整は「徐々に考えながら投げたい」
広島のエース・大瀬良大地投手が2日、今キャンプ初のブルペン入りを果たした。50球を投げ込み感触を確かめた。
この春のテーマは全体的なレベルアップ。球種をどうするなどの予定はなく、とにかく全ての面を底上げする。「(今日投げてみて)抜ける球もいくつかあって、まだコントロールはアバウトなところがある。状態は6、7割くらいですが、これから1日1日で上がっていくと思います」と話した。
グラブの位置を様々な角度に調整し投げていたことに関しては「グラブの出し方などを色々変えながら投げました。シーズン中も微調整しながら投げていましたし、これから(最良の位置を求め)徐々に考えながら投げたい」と説明した。
もちろん、目指すは開幕投手だ。3月29日が開幕戦となるが、そこだけを見つめながら少しずつ進化していく。「だからといって具体的に変わったことはないです。変わったと思うのは年齢だけ。若い選手も増えましたし、これからモチベーションを上げるというより(大事な試合を)任せられる責任感を持ってやっていきたい」と意気込んだ。
(沢井史 / Fumi Sawai)