ソフトバンク大竹が打者相手に43球「しっかり腕を振ることだけ意識」

田中も打者相手に41球、工藤監督「力もあるし、いいんじゃないかな」
5日から第2クールに突入したソフトバンクの春季キャンプ。この日は、田中正義投手と大竹耕太郎投手の2人がバッティングピッチャーとして登板した。
今年初めてキャンプでの『投打対決』が実現した。A組の打撃練習で、田中と大竹の2投手が登板。田中は周東佑京内野手と釜元豪外野手を相手に41球、大竹は真砂勇介外野手と川瀬晃内野手を相手に43球を投げた。
田中は41球中ヒット性の当たりが8本で、うち2本の本塁打を許した。工藤公康監督は田中に対し「力もあるし、いいんじゃないかな。(田中が)自分でイメージしているものと大きな違いはないと思うよ」と及第点を与えた。
一方の大竹は「今日はしっかり腕を振ることだけ意識しました」と43球中ヒット性の当たりが9本。「打者に投げるのは去年の日本シリーズ以来なので、感覚的に忘れているところもありました」と語り、「これが次につながる練習になるように、映像をコーチと一緒に見たりしてフィードバックしていきたい。今日対戦した打者にも話を聞いて打者目線での感覚とも照らし合わせていきます」と開幕に向けてブラッシュアップしていく。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)
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