救援投手の“一人一殺”は禁止に? 大リーグが試合時間短縮へ大改革か

MLBのロブ・マンフレッドコミッショナー【写真:Getty Images】
MLBのロブ・マンフレッドコミッショナー【写真:Getty Images】

両リーグ指名打者制、弱小球団にドラフトでペナルティー…米複数メディア報じる

 新たなベースボールのルールが生まれるのかー。大リーグ機構(MLB)と大リーグ選手会(MLBPA)が「投手は最低3人の打者と対戦する」、「両リーグ共に指名打者制を導入」など新たなルール作りについて議論しているという。米スポーツ専門局「ESPN」など米複数メディアが報じている。

 同局は「MLBと選手会が試合を変える可能性のあるルールの変更について議論している」との見出しで特集記事を掲載。その中身は「投手は1登板で3人の打者に投げる」、「両リーグ共通で指名打者制を採用する」、「ピッチクロック(投球間の時間)は20秒」、「ロースター枠を26人に増やし、投手は最大12人まで」、「負けが込んでいる球団にはドラフトでペナルティーを与える」、「マウンドの高さ」などで内容は多岐に渡っている。

 これまでにMLBは試合時間の短縮を求めてきた。MLB側が求める「投手は1登板で3人の打者に投げる」との案が採用されれば、試合時間短縮のために大きな影響を与えることとなりそうだが、近年では1人の打者だけに投げる救援投手も多く、同局は「最も物議をかもす案である」と言及。これに対し、MLBPA側は「強く反発しているわけではなかった」という。

 このルールの概要について、記事では関係者の話として「このルールは全ての投手に適用される。その例外としては、投手がその回を終わらせた場合と、怪我を負ってしまった場合である」と付け加えているが、本来リリーフ投手が先発する「オープナー」などが流行りつつある大リーグを大きく変えるルールとなりそうだ。

 記事によると、「負けが込んでいる球団にはドラフトでペナルティーを与える」については、「ペナルティーの度合いは明らかになっていないが、選手会側が『連続して年間90敗以上している球団はドラフトでネガティブな影響を受ける可能性があってもいいのではないか』と提案した」という。さらに、「マウンドの高さ」については「2020年にマウンドの高さを下げることをマンフレッド・コミッショナーが実施する可能性がある」と言及されている。

 野球人気を取り戻すために、抜本的な改革を行うのか。今後の行方が注目される。

(Full-Count編集部)

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