大谷翔平、19年の“開幕”は約1か月遅れ? 指揮官明言「5月頃を目標としている」

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

エンゼルスのブラッド・オースマス監督がキャンプ地で会見

 エンゼルスのブラッド・オースマス監督が12日(日本時間13日)、スプリングトレーニング地の米アリゾナで会見を行い、大谷翔平投手の復帰時期について「5月頃を今は目標としている」と明かした。

 大谷はメジャー1年目の昨季、投手として10試合に登板し4勝2敗、防御率3.31、打者として打率.285、22本塁打、61打点、10盗塁をマークし二刀流を成功。ア・リーグ新人王に輝いた。

 シーズン終了後にトミー・ジョン手術を行い、今季は打者1本に専念する形となり二刀流復活は2020年の予定となっている。現在はリハビリを続けている大谷の状態を指揮官は「現時点では素振りも少しやり始めたが過程的には長い過程になると思う。彼自身はフィールドの方になるべく早く戻りたいと思っていると思うがそこらへんを彼と相談しながらやっていっています」と、慎重に調整を続けていくことを語った。

 ティー打撃、マシン打撃など再開の時期は未定であることを強調し、キャンプ中にボールを投げる可能性についても「現実的にはまた分からない」としたオースマス監督。

 すでに今シーズンは開幕に間に合わないことを明かしているが「日にちというのは言えないが、5月頃を今は目標としているが、実際どういう分になるかはわからないし、我々にとっても新境地。彼はDHだけでなく先発投手としてのリハビリもしているので、トミージョン手術から戻ってきた選手のリハビリとして新境地なので。彼が長期間プレーできるように守っていこうという意向が強い」と、20年の二刀流復活に向けても今年が大事なシーズンになることを口にした。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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