Rソックス撃破には「タナカが必要」―辛辣NY紙が田中将大をキーマンに指名

ヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】
ヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

辛辣な論調で知られる地元紙「ニューヨーク・ポスト」が田中に期待

 ヤンキースの田中将大投手はメジャー6年目のシーズンに向け14日(日本時間15日)に米フロリダのスプリングトレーニングをスタートさせた。10年ぶりのワールドシリーズ制覇には昨季の王者・レッドソックスが最大のライバルとなるが地元メディアは田中をキーマンに指名している。

 宿敵・レッドソックスを倒すには田中が必要――。辛辣な論調で知られる地元紙「ニューヨーク・ポスト」は「タナカがヤンキースをワクワクさせる」と見出しを付け、日本人右腕の活躍が必要不可欠と判断したようだ。

 記事ではメジャー5年間で通算64勝34敗、防御率3.59、勝率.653を記録している田中の成績を振り返り、75先発登板以上の現役投手の中では「クレイトン・カーショー(153勝69敗、勝率.689)、マックス・シャーザー(159勝82敗、勝率.660)、デビッド・プライス(143勝75敗、勝率.656)に次いで、4位である」と、抜群の安定感を評価。

 これまで5年連続2桁勝利をマークし、大舞台での勝負強さも証明済み。世界一奪還、そしてライバル撃破に向け「ヤンキースがレッドソックスを越えるには、健康で、ポストシーズン5試合で3勝2敗、防御率1.50、ア・リーグ地区シリーズのレッドソックス戦で唯一の勝利を挙げた時のような効果的なタナカが必要である」と、田中をキーマンに指名している。

(Full-Count編集部)

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