イチロー、フリー打撃で今春最多の柵越え8本 よりスムーズなフォーム披露

ライブBPでは昨季13勝左腕ゴンザレス相手に6スイング
マリナーズのイチロー外野手は18日(日本時間19日)、米アリゾナ州ピオリアのキャンプ地で実戦形式の打撃練習を2日続けて行った。
「ライブBP」を呼ばれるこの練習は、基本的には投手の調整具合を測るもので、昨季13勝を挙げた左腕マルコ・ゴンザレスと対峙。前日は7球で1スイングだったが、この日は初球から積極的に振りにいき、7球中6スイングで安打性の当たりを2本放った。
その後のフリー打撃練習でも、従来より膝を幾分沈め、重心を低く構えて始動する新打撃フォームで25スイング。前日よりスムーズな一連の動作で、今キャンプ3日目で3連発を含む自己最多となる8本の柵越えを放った。
マシンを使った打撃練習もこなし、約3時間15分の練習で充実した汗を流した。
(木崎英夫 / Hideo Kizaki)
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