ホークス柳田「充実」のキャンプ締め 「バッティングは凄くいい」
自身の音頭でキャンプを手締め「やりたい練習できた」
ソフトバンクは25日、主力が集うA組が宮崎キャンプを打ち上げた。室内練習場で行われた練習を午前中で終えると、柳田悠岐外野手の音頭による手締めで25日間のキャンプを締めくくった。チームは宮崎に留まり、26日から「球春みやざきベースボールゲームズ」3試合を戦い、28日に帰福する予定だ。
選手、首脳陣、スタッフの輪の中心で、キャンプを締めくくる音頭を取った選手会長の柳田。自身はキャンプ中盤に右太もも裏の張りで一時別メニュー調整となったものの、軽症で済んだ。既に全体練習に復帰しており、この日もフルメニューを消化。「やりたい練習はできた。充実したキャンプだったかなと思います」と25日間を振り返った。
昨季は打率.352、36本塁打102打点の好成績をマークし、今季は当初の45本塁打から50本塁打に目標を上方修正。「バッティングは凄くいい」と手応えを感じており「あとは実戦感覚が大事になってくる。試合に出て自信を持って開幕を迎えられるようにしたい」と語った。
今季、チームはキャプテン制が廃止に。選手会長としてチームを引っ張る役割も増すかと思いきや「無いですよ。みんなプロなので、やるべきことをやっていけば、それがチームの力になって強くなる。まずは自分がレベルアップすることが大事」とキッパリ。2019年もギータはギータらしく、プレーでチームを引っ張っていってくれそうだ。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)