中日、岩瀬氏&荒木コーチ引退試合に連敗 ロメロ4安打3失点、吉見7安打5失点

背番号「2」のユニホームを身に着け引退試合に臨んだ中日・荒木雅博【写真:福谷佑介】
背番号「2」のユニホームを身に着け引退試合に臨んだ中日・荒木雅博【写真:福谷佑介】

本拠地初陣の2連戦を白星で飾ることは出来ず

■ロッテ 9-3 中日(オープン戦・3日・ナゴヤドーム)

 中日は3日、本拠地ナゴヤドームでロッテとオープン戦を戦い、3-9で連敗を喫した。この日は荒木雅博2軍内野守備走塁コーチの引退試合として開催されたが、先発ロメロが3失点、2番手吉見が5失点を喫して大敗。前日の岩瀬仁紀氏の引退試合に続き連敗となった。

 本拠地初登板となった先発のロメロは「初めての本拠地ということで力んでしまった」と、初回先頭の岡に四球を与えると、盗塁と内野ゴロ、犠飛とノーヒットで先制点を献上。3回には3本の安打で2点を失い、3回4安打3失点だった。

 こちらも先発ローテ入りを目指す2番手吉見は4回から登板すると、2死から田村、平沢、岡の3連打で2失点。6回には4長短打に野手のフィルダースチョイスが絡んで3点を失い、3回7安打5失点と炎上。6投手で15安打9失点と奮わなかった。

 打線は1点ビハインドの2回にビシエド、アルモンテの連打、高橋の右翼への2点適時打で一度は逆転したが、リードを広げられたあとは反撃出来ず。岩瀬氏、荒木コーチのメモリアル試合を共に白星で飾ることは出来なかった。

 ロッテは打線が効果的に加点。初回は持ち前の機動力を生かしてノーヒットで先制点を奪うと、3回、4回、6回と集中打で追加点を奪った。岡が3安打3打点、平沢は3安打1打点、中村も3打点と活躍した。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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