「キャリアで最高」ーダルビッシュの自信発言が地元紙でも話題「大胆な発言」

カブス・ダルビッシュ有【写真:田口有史】
カブス・ダルビッシュ有【写真:田口有史】

OP戦2戦目のホワイトソックス戦で最速156キロ&変化球ズバズバで2回無安打無失点「今すぐにでもシーズンを」

 カブスのダルビッシュ有投手は3日(日本時間4日)、米アリゾナ州メサで行われたホワイトソックスとのオープン戦で先発登板。2回無安打無失点に抑え、今季OP戦初勝利を挙げた。昨年右腕の故障に苦しんだ32歳は試合後に「キャリアで最高」と復活へ手応えを見せた。

 完全復活を予感させる投球と発言に地元メディアも大興奮だ。「2度目のカクタス・リーグに登板したユウ・ダルビッシュはとても良い感触を持っていることなどを含めた、カブスのスプリングトレーニングにおける4つの重要なこと」と32歳右腕を特集したのは地元紙「シカゴ・トリビューン」だった。ダルビッシュはオープン戦2試合目で最速97マイル(約156キロ)を記録し、2回1四球3奪三振、無安打無失点と好投。記事では「大胆な発言をした」とダルビッシュが登板後に「キャリアで最高」と振り返ったことを紹介している。

 この“キャリア最高発言”――。地元メディアも、その理由を問うたという。すると、32歳右腕からこう返答された。

「なぜなら97マイル出ている。スライダーもすごく良かった。スプリットも良かった。人生で最高のボールだ」

 故障からの復活を目指す32歳からみなぎる自信。右腕が復活を見せれば、3年ぶりの世界一を目指すチームの浮上は間違いない。「感触が良ければ、チームに貢献できると思う。もし、自分がチームに貢献できれば、ディビジョンやプレーオフで僕たちは勝つことができる」。また、古巣レンジャーズでも先発ローテを組んだ通算156勝左腕コール・ハメルズについては「彼とは親友みたいなもの。同じ先発ローテーションに入りたい。それは僕の夢だ」と語ったという。

 記事では「ユウ・ダルビッシュは今すぐにでもシーズンを迎える準備ができている」と綴られている。シーズンでも相手打線を制圧し、周囲を圧倒するダルビッシュの投球を期待したい。

(Full-Count編集部)

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