韓国からの“逆輸入右腕”、3失点と2戦連続苦戦も…防御率は81.00→22.50に向上

今季からダイヤモンドバックス入りしたメリル・ケリー【写真:Getty Images】
今季からダイヤモンドバックス入りしたメリル・ケリー【写真:Getty Images】

SKからダイヤモンドバックス移籍のケリー、OP戦2度目の登板は1回2/3を3失点

 韓国プロ野球のSKワイバーンズからダイヤモンドバックスに加入したメリル・ケリー投手だが、厳しい“船出”となっている。5日(日本時間6日)のブルワーズ戦でオープン戦2度目の先発マウンドに上がったものの、2安打3失点(自責2)と苦戦して1回2/3で降板。2試合続けて厳しい結果となった。

 ケリーは初回、1死からメリフィールドに二塁打、ゴードンには四球で一、二塁とされると、ソレアにはタイムリーを浴びた。続くオハーンにも四球。グッドウィンの遊ゴロの間に1点を失うと、内野のエラーも絡んでさらに1点を加えられ、3失点となった。

 2回は1死からハミルトンに四球。続くモンデシーを空振り三振に仕留めたところで降板となった。1回2/3で3四球と課題の残るマウンドとなった。

 オープン戦初登板となった28日(同1日)のインディアンス戦では、1死しか奪えずに3失点を喫して降板していたケリー。これで2試合続けての乱調となったが、防御率は81.00から22.50に“向上”している。

 打高投低の韓国プロ野球で12勝7敗、防御率4.09の成績をマークしたケリーは、メジャー経験ゼロながらオフにダイヤモンドバックスと契約。巨人からカージナルスに移籍し、米復帰1年目で大活躍したマイルズ・マイコラス投手と同じ“逆輸入右腕“として期待されているが、ここまでは厳しい状況となっている。

(Full-Count編集部)

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