中日ドラ1根尾、デビュー戦は2打席無安打 四球で初出塁も、初安打はお預け

「6番・DH」で先発出場した中日・根尾昂【写真:福谷佑介】
「6番・DH」で先発出場した中日・根尾昂【写真:福谷佑介】

阪神鳴尾浜球場は立ち見客が出るなど大盛況

 中日の根尾昂内野手が9日、ウエスタン教育リーグの阪神戦で実戦デビューを果たした。「6番・DH」で先発出場し、プロ初打席で阪神先発メッセンジャーの前に空振り三振に倒れ、2打席目は四球。2打席ノーヒットで予定の2打席を終えた。

 スタンドを多くの観客が埋め尽くし、スタンドに入れなかったファンが場外に列を作るなど大きな注目を集めた阪神戦。2回2死走者なしでプロとして初の打席へ。2球連続のボールから、ファール、空振りで2ボール2ストライクとなり、5球目の142キロにバットは空を切り、空振り三振に倒れた。

 2打席目は4点ビハインドの5回無死二塁で打席へ。再びメッセンジャーと対峙し、2球連続ボールのあとの3球目はフルスイングでファール。4球目、5球目はしっかりと見極めて四球でプロ初出塁とした。

 春季キャンプ前の新人合同自主トレ中に右ふくらはぎの軽度の肉離れを負った根尾。当初は1軍の北谷キャンプに組み込まれていたものの、この故障で2軍の読谷組に変更に。キャンプ中も慎重にリハビリを進めてきたため、ここまで実戦での出場はなかった。初実戦は2打席無安打。6回の3打席目には代打・石橋を送られ、初安打は10日の同戦以降にお預けとなった。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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