OP戦防御率81.00→22.50→7.50 韓国“逆輸入右腕”に地元紙「3度目の登板で軌道修正」

ダイヤモンドバックスのメリル・ケリー【写真:AP】
ダイヤモンドバックスのメリル・ケリー【写真:AP】

過去2試合は散々の内容も「自分らしさを感じられたのは今回が初めて」

 韓国プロ野球のSKワイバーンズからダイヤモンドバックスに加入したメリル・ケリー投手が“3度目の正直”で好投を見せた。10日(日本時間11日)のレッズとのオープン戦に登板し4回無失点の好投を見せ、防御率も7.50まで向上。地元メディアも「軌道修正した」と賛辞を送っている。

 オープン戦3度目の登板となったケリー。これまでの2戦連続して失点を重ね防御率22.50と打ち込まれ地元メディアから「お粗末な投球」と厳しい評価を下されていたがこの日は違った。

 4回無安打無失点と見違えるような投球を見せた“逆輸入右腕”を地元FM局「アリゾナ・スポーツ」電子版は「3度目の登板で軌道修正をした」と見出しを付け伝えた。記事ではケリーの成長を評価し「彼はDバックスのロースターにおける貴重な戦力になり得る根拠を証明してみせた」と、称賛している。

 また、試合後のケリーのコメントも紹介。打ち込まれた2試合の登板では様々なことが頭によぎっていたが「今週は少しそういったことを整理できているんだ。このスプリング・トレーニング期間中に、マウンド上で自分らしさを感じられたのは今回が初めてだったよ」と、安堵した様子。

 昨季「打高投低」とされる韓国プロ野球で12勝7敗、防御率4.09の成績をマークし、オフにダイヤモンドバックスと契約して米復帰したケリー。昨年、巨人からカージナルスに移籍し大活躍を見せたマイコラスのような活躍をみせることができるのか注目が集まる。

(Full-Count編集部)

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