イチローが自らの口で「引退」表明 日米通算28年目に決断「現役生活に終止符を打つ」

現役引退会見に臨んだマリナーズ・イチロー【写真:AP】
現役引退会見に臨んだマリナーズ・イチロー【写真:AP】

試合後に記者会見で明かす「引退することとなりました」

 マリナーズのイチロー外野手が21日、現役引退を表明した。東京ドームで行われた「2019 MGM MLB日本開幕戦」第2戦の試合後にマリナーズが発表。その後、イチローが記者会見を行い「現役生活に終止符を打ち、引退することとなりました」と話した。

 イチローはメジャー19年目、日米通算28年目のシーズン開幕戦に「9番・右翼」でスタメン出場。1打数無安打1四球に終わると、21日の第2戦も「9番・右翼」でスタメン出場したが、2打数無安打。8回の守備で、ファンの大歓声に送られて交代した。

 日本での開幕シリーズを終えたイチローは試合後、記者会見を行い、「今日のゲームを最後に日本で9年、アメリカで19年目に突入したところだったんですけども、現役生活に終止符を打ち、引退することとなりました」と長いキャリアに区切りをつけることを明言。第一線を退くことを決断した。

 イチローは1991年のドラフト4位でオリックスに入団。9シーズンで通算951試合に出場し、3619打数1278安打の打率.353、118本塁打、529打点、199盗塁をマークした。2001年からはマリナーズに移籍し、この日も含めてメジャー通算2653試合出場で9931打数3089安打の打率.311、117本塁打、780打点、509盗塁を記録。日米通算では3604試合出場。キャリア通算4367安打は“世界記録”となっている。

(Full-Count編集部)

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