470億円契約のトラウトが記者会見 家族やファンへ感謝し、声を詰まらせる

スピーチを行ったエンゼルスのマイク・トラウト【写真:Getty Images】
スピーチを行ったエンゼルスのマイク・トラウト【写真:Getty Images】

プホルスや大谷も会見を見守る、トラウトはファンに感謝「アンビリーバブルな存在」

 エンゼルスと米プロスポーツ史上最高総額の12年4億2650万ドル(約470億円)で契約延長に合意したマイク・トラウト外野手が24日(日本時間25日)、本拠地エンゼルスタジアムで記者会見を行った。“一大イベント”にアルバート・プホルス内野手や大谷翔平投手らも出席。メジャーNO1プレーヤーは、家族やファンへの感謝の思いを口にし、声を詰まらせる場面もあった。

 エンゼルスタジアムの正面玄関前で盛大に行われた記者会見では、オーナーのアーティ・モレノ氏、ジョン・カーピーノ球団社長、ビリー・エプラーGM、クレイグ・ランディス代理人、ブラッド・オースマス監督に加えて、ジェシカ夫人が壇上に。プホルス、大谷をはじめエンゼルスの選手、コーチ、OB、トラウトの家族らが見守り、駆けつけた多くのファンがトラウトを祝福した。

 トラウトは「まず初めに、アート・モレノ、キャロル・モレノ、ビリー・エプラー、ジョン・カーピーノに感謝しています。(ファンの)皆さんのことを愛しています。応援してくれてありがとうございます。代理人のクレイグに感謝します。ここ3週間、妻や家族、友人たちよりも彼と話しました。チームメイトやコーチにも感謝しています。お陰で私は毎日努力することができるのです。そして、彼らのお陰で常に謙虚でいられます。コーチは私が最高のプレーができるように後押ししてくれます。そして、ファンの皆さん心から感謝しています。あなたたちはとにかくアンビリーバブルな存在です」とスピーチ。家族やファンへの感謝の思いを述べる場面では声を詰まらせるなど、スーパースターでありながら決しておごることのない人柄がにじみ出る会見となった。

 トラウトはエンゼルスと2020年まで2年総額6650万ドル(約73億2200万円)の契約を残していたが、これに10年総額3億6000万ドル(約396億4000万円)を上乗せした形で契約を延長。全球団へのトレード拒否権がついているが、途中で契約を破棄してFAになれる権利はなく、エンゼルスとの“生涯契約”とも言える内容となっている。

【写真4枚】会見でスピーチするトラウトの横にはそっと寄り添う“美人妻”ジェシカさんの姿も

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