ダルビッシュの“ジョーク発言”に地元紙復活期待「いかに順調に進んだかの表れ」

カブス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】
カブス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】

前回登板で負った右手薬指マメも影響なし 開幕2戦目31日レンジャーズ戦が有力視

 カブスのダルビッシュ有投手が24日(日本時間25日)、米アリゾナ州メサで行われたマイナー戦に登板。4回2/3で1被弾を含む4安打2失点という内容だったと米メディアが伝えた。地元紙「シカゴ・サンタイムズ」は投球だけでなく、日頃の取材対応のやり取りが状態の良さを物語っていると伝えている。

 28日(同29日)のレンジャーズとの開幕戦ではエース左腕、ジョン・レスターが先発することで決定済み。第2戦以降は明らかになっていないが、ダルビッシュは開幕第2戦となる30日(同31日)の同カードでの今季初先発が有力視されている。それでも、報道陣から登板日を問われた右腕は「(先発登板は)6戦目かもしれない」と冗談交じりに明かしたという。

 32歳右腕は前回19日のマリナーズとのオープン戦の5回投球中に右手薬指のマメの皮がはがれるアクシデント。この日は患部をテープで保護しての投球となったが、投球に問題なく、右腕もこの日の投球後に開幕へGOサインを出していた。記事では「彼が(冗談を言ったりして)メディアと気さくに話している姿は、カブスでの2年目のスプリングトレーニングがいかに順調に進んでいるかということの表れ」と右腕の心中を読み取っている。

 昨季は右腕の度重なる故障に苦しみ、わずか8試合登板で1勝止まり。“舌好調”の右腕には今季の完全復活を期待されている。

(Full-Count編集部)

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