ダルビッシュに漂う復活の予感 移籍2年目、エース・レスターと重なる境遇

カブス・ダルビッシュ有【写真:田口有史】
カブス・ダルビッシュ有【写真:田口有史】

開幕2戦目のレンジャーズ戦で先発 米メディアは「2年目に何をもたらせるか?」

 開幕2戦目の30日(日本時間31日)、敵地レンジャーズ戦で先発することが決まったカブスのダルビッシュ有投手。米メディア「NBCスポーツ」は「2019年への19の疑問 ユウ・ダルビッシュは2年目に何をもたらせるか?」と注目記事を掲載。2人の記者が右腕に大きな期待を寄せ、今年の活躍に太鼓判を押している。

 ダルビッシュは19日(同20日)のオープン戦・マリナーズ戦で右手薬指のマメが破れたため5回途中に途中降板したものの、24日(同25日)にマイナーリーグの試合に登板し、4回2/3を1被弾を含む4安打2失点8奪三振と好投。開幕には問題なく、シーズンへの準備を整えている。

 記事の中でトニー・アンドラッキ記者はダルビッシュについて健康面、メンタル面で充実していることを指摘した上で、「ジョン・レスターが語ったように、大型契約の2年目には快適さが増す。レスターはカブス1年目にプレッシャーを感じていて、大型契約に伴う大きな期待に応えようとしたことを認めた。しかし、彼は2年目、カブスがワールドシリーズ制覇できると期待された年に、ずっと快適に感じるようになった」と持論を展開。レスターは2014年オフにカブスと総額1億5500万ドル(約170億円)の6年契約を結んだが、移籍1年目は11勝12敗と負け越した。2年目は自己最多タイとなる19勝(5敗)をマークし、108年ぶり3回目のワールドシリーズ制覇に貢献。ダルビッシュも移籍1年目はけがに苦しんだが、2年目はレスターのように飛躍できると述べている。

 その理由として「ダルビッシュも同じ道を辿るかもしれない。彼には1年目ほど大きなプレッシャーや負荷はなく、カブスのローテーションには実力のあるベテランたちばかりのため、彼にエースになってもらう必要はない」と言及。豊富な投手陣の中で120~150イニング投げられるならば、2019年のカブスにとって非常に大きな力となるだろうと予想している。

 また、キャム・エリス記者は「彼が健康なら、4度オールスターに選出され、サイ・ヤング賞の投票で2位となったダルビッシュに期待しない理由はない」とし、負傷前の5シーズンで100回以上、平均166回を投げていることについて述べている。「ダルビッシュの価値は、カブスのローテーションが欠いているものをもたらせる。彼のように三振を多く奪える先発投手はカブスで他にいない。彼のK/9(奪三振率)は、他の先発投手よりも約3(ポイント)多い」と期待を寄せている。

(Full-Count編集部)

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