菊池雄星が球団誌の表紙に登場! 30日米国デビューへ「こっから本当にスタート」
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30日の世界一レッドソックス戦で米国初登板へ「強力打線で隙」
マリナーズの菊池雄星投手が28日(日本時間29日)、本拠地シアトルで行われるレッドソックスとの開幕戦前に翌日の米国初登板へ向けて心境を語った。「日本での開幕戦もそうでしたけど、感情的になることはないと思います。こっから本当にスタート。責任を持ってやりたい」。菊池は前回登板となった21日アスレチックスとの日本開幕シリーズ第2戦に先発。4回2/3を投げて4安打2失点。勝敗には関係なかった。
29日(同30日)の米国でのデビュー戦は昨季の覇者レッドソックスが相手で、すでにデータも分析済み。昨季の首位打者でMVPのベッツらを擁する強力打線への具体的な対策は示さなかったが「強力打線でなかなか隙のないチ―ム。無駄なランナーを出さずにいいカウントを作り、いつも通りの自分のピッチングができればなと思う」と、前回登板で91球と球数がかさんだ反省点を踏まえた。
29日は、日本でのメジャーデビュー戦で果たせなかった先発の責任回数7回を投げ切ることを目標にする菊池。「なるべくストライク先行でいけたらなと思います」と気持ちを引き締めた。
また、球団が発行する「シアトル・マリナーズ・マガジン」の今季最初の4月号には菊池が表紙となり、期待の高さをうかがわせる。
(木崎英夫 / Hideo Kizaki)
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