中日与田監督、嬉しい監督初勝利! 40歳324日の山井が5回1失点で10年連続白星

DeNAは先発の京山、4番手国吉が4失点

■中日 9-1 DeNA(30日・横浜)

 中日が快勝し、与田剛監督が嬉しい初白星を手にした。30日、横浜スタジアムで行われたDeNA戦。序盤から打線が得点を重ねてリードを広げると、先発の山井が5回2安打1失点と好投し、10年連続勝利となる今季初白星。リリーフ陣もリードを守り、指揮官に白星をプレゼントした。

 3回、先頭の大野奨が四球で出塁。山井は2度のバスターで追い込まれながら、2ボール2ストライクからの5球目でスリーバントを見事に決めると、平田が左翼線へ適時二塁打を放ち、先制した。4回には先頭のビシエドがヒットで出塁すると、堂上、高橋が連続適時二塁打。大野奨にも左翼線への適時二塁打が飛び出して、この回一挙に3点を加えた。

 さらに6回には1死二、三塁のチャンスで、与田監督はここまで無失点と好投していた山井に代えて、思い切って代打・福田を起用。福田が2点適時二塁打を放つと、平田も適時三塁打で繋ぎ、この回も大量4点を加えた。

 先発の山井は序盤から打たせて取る老獪なピッチングを展開。4回、5回と四球で走者を背負ったものの、内野ゴロの間に失った1点だけに失点をとどめ、5回2安打1失点。6回以降はリリーフ陣の継投でリードを守り抜き、今シーズン初勝利。今季から監督となった与田監督にとっては嬉しい監督としての初勝利となった。

 DeNAは投手陣が乱調だった。先発の京山は3回に先制を許すと、4回に3点を失った。イニングの途中で降板し、3回2/3で6安打2四球4失点だった。4番手の国吉も1イニングで4安打を集中されて4点を失い、試合を決められてしまった。

(Full-Count編集部)

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